いちょうの木の葉が黄色くなる頃、なんとも臭い匂いがします
その匂いの原因は銀杏です。
匂いを我慢して、銀杏拾いをすれば、美味しい銀杏を食べることができます。
が、今は拾って食べる人は少ないでしょうね~
だって、臭い思いをしなくても食べられます。
銀杏は好きだけど、いっぺんに食べるのは危険ですね。
食べ過ぎると中毒を起こすので、大人なら1回に20個・5歳以上は5個・5歳未満は食べない方が良いとされています。
食べ過ぎないように気をつけるのは良いですが、どのように保存をしておけばよいのでしょうか?
また、保存した銀杏はどのように食べると美味しいのでしょうか?
銀杏の保存方法!保存期間はどれくらい?
銀杏は殻が付いた状態の時と殻が付いてない時の状態では保存方法が違います。
常温保存
- 殻が付いていたら1週間
- 剥いてしまったら3日
冷蔵庫保存
- 殻が付いていたら1週間
- 処理をしたら最大2週間
冷凍保存
- 殻がついていたら1ヶ月~6ヶ月
- 下処理をしたら3ヶ月
長く保存したいなら、冷凍保存が1番です。
やっぱり冷凍はすごいのだと思います。
・常温保存の仕方
殻が付いて、1週間ぐらいなら、常温保存で問題はありません。
1週間以内に食べ終わるのであれば、常温で大丈夫です。
ただし、常温で保存をするときは注意があります。(殻付き)
- 直射日光に当たらないようにする
- 風通しのよいところに置く
- 密封はしない
銀杏は水分を多く含んでいるので、密封することでカビが生えやすくなります
殻を剥いてしまったら、常温は3日です。
3日以内で食べられない場合は冷蔵庫か冷凍庫で保存してください。
・冷蔵庫保存の仕方
冷蔵庫保存は殻を剥いたときに有効です。
殻を剥いたもの冷蔵庫保存
- キッチンペーパーの上に銀杏を置く
- その上にキッチンペーパーを置き、ラップで包む
- 3日1度はキチンペーパーを変える
これをやっても、1週間程度になります。
・冷凍庫保存の仕方
殻が付いたままでの冷凍保存
- そのまま、フリーザーパックなどに入れて冷凍する(1ヶ月は持ちます)
- 殻を割らずに湯通し、冷やしてから密閉して、冷凍する(6ヶ月が持ちます)
ちょっと、手間を加えるだけで、半年もつとは驚きです。
殻を剥いた状態での冷凍保存(3ヶ月は持ちます)
- 塩茹でして、薄皮を取る。
- 水気をきっちりと取って、冷ます。
- ラップに小分けで包む
- 平らになるように、フリーザーパックに入れて、密閉して冷凍する
冷凍が一番保存期間は長いようです。
保存した銀杏のおいしい食べ方!おすすめの食べ方について
銀杏の食べ方には色々ありますが、どの食べ方が美味しいのでしょうか?
・一番簡単な食べ方(常温・冷蔵庫・冷凍保存の銀杏)
①茶封筒に10個ぐらいの殻が付いた銀杏を入れて、封筒の口を2~3回折り曲げます。
②電子レンジで1分ほど加熱すると、パンパンと銀杏が破裂する音が聞こえます。
③封筒から銀杏を取り出して、殻を取り除き、塩振ったら食べられます。
・フライパンを使う一番簡単な食べ方(常温・冷蔵庫・冷凍保存の銀杏)
①フライパンに殻付きのままの銀杏を入れて、強火で加熱します。
5分くらいで、色が付き始めます。
銀杏は爆発することもあるので、ふたを少しずらして、かぶせてください。
②殻が割れてきたら、塩を小さじ1入れて、フライパンをゆすりながら、焼き目をつけていきます。
全ての銀杏が割れたら、OKです。
③塩ごとお皿に盛り付けます。
・銀杏のバターしょうゆ炒め(冷凍保存の殻を剥いてある銀杏)
①バター(ひとかけ)をフライパンで溶かす。
②冷凍の銀杏(30個ぐらい)をそのままフライパンに入れて、炒める。
③お好みの量の濃い口しょうゆを入れて、いため合わせる。
・銀杏と鶏むね肉の炒め物(冷凍保存の殻を剥いてある銀杏)
①鶏むね肉(100g)を一口だいに切り、片栗粉をまぶす。
②フライパンにサラダ油(小さじ1)とゴマ油(小さじ1)を入れて、熱し鶏胸肉を焼く。
③鶏胸肉に火が通ったら、冷凍の銀杏(40個ぐらい)を入れて炒める。
④塩(少々)と酒(大さじ1)を炒め合わせる。
殻が付いたままの銀杏でしたら、やっぱり、そのままフライパンかレンジを使って、加熱して塩で頂くのが一番のようです。私は好きです。
殻を剥いて、下処理をして、冷凍してある銀杏はそのまま使えて楽チンです。
冷凍しておけば、使う分だけを出して使えば良いようですよ。
まとめ
銀杏は好きですが、拾ってくることはしません。
臭いのでそこは苦手・・・食べるが専門です。
銀杏はフライパンでやると香ばしくて、好きですが、最近は面倒なのでレンジでやってしまいます。
お酒の肴になるんですよね~。
保存方法を間違わなければ、1年中食べられそうです。
食べすぎに注意しながら、美味しく銀杏を食べたいと思います。