油絵のキャンバスの号数とサイズについて！

油絵って奥が深いですよね。

油絵を描く人にとっては自分を表現する場でもありますし、筆者は油絵を描きはしないですが、見るのは好きだったりします。

そのような人も多いのではないでしょうか？

ただ油絵で難しいのがキャンバスの号数とサイズについてですよね。

油絵に親しみのない方にとっては号数を言われてもいまいちわかりません。

油絵のキャンバスの号数とサイズはどのような関係になっているのでしょうか？

ここでは、キャンバスの号数とサイズについて解説をしていきたいと思います。

キャンバスの号数とは？意味について

キャンバスの号数

キャンバスの大きさは号数で表されます。

号数が大きいほどサイズは大きくなり、0号から500号ほどの大きさもあります。

各号数には決まった規格が定められていますので、メーカーによって大きさが違うということもないので、慣れれば、号数を見ただけでサイズも頭に浮かぶようになります。

号数の隣のアルファベットは？

号数は大きさを表しますが、もう一つ大事な要素を表しているのが、号数の隣にあるアルファベットです。

例を言うと「F6号」のように書かれているのですが油絵にそこまで精通していないと号数ばかり目にいきがちですが、実はこのアルファベットも油絵のサイズを表しています。

このアルファベットはF・P・M・Sの4つの種類があります。

そして、それぞれのアルファベットでキャンバスの短辺を表しています。

アルファベットはそれぞれ英単語の頭文字になっており、

• FはFigure（人物）
• PはPaysage（風景）
• MはMarine（海景）
• SはSquare（正方形）

それぞれ美しく描くことが出来る大きさとして分かれました。

このアルファベットと号数によってキャンバスのサイズは決まります。

ただこちらもアルファベットに対応した題材で描かなければいけないという
決まりもありません。

油絵キャンバスのサイズと号数をまとめたサイズ表

号数とアルファベットに対して、センチに直したサイズ表がわからないと結局わからないですよね。

号数とサイズをまとめたサイズ表を作成したのでこちらを参考にしてください。

単位は全てmmです。

1号の次にSMという号数がありますが、これは特殊な1号と2号の中間の特殊なサイズとなっています。

この表は全て覚える必要は全くありません。

もしキャンバスの号数を知りたい時には活用してくださいね。

まとめ

キャンバスには独自の企画があり、素人にはなかなかとっつきにくいかもしれません。

しかし、それはキャンバスに描かれているものがより美しく見えるように決められた、合理的なものとも言えます。