大学生のバイトで人気なのは、塾講師ではないでしょうか。
中学生や、高校生に勉強を教えることは、自分も通ってきた道でもあり楽に思うかもしれませんね。
また、時給も良いですから魅力的かもしれません。
実際に塾講師のバイトをするってどうなのか、本当に自分の通ってきた道を教えれば済むのか、また何か大変なことはあるのかを具体的に見ていきましょう。
塾講師のバイトは事前に予習が必要!生徒が相手だとこんなにも大変
塾講師ということなので、まずは生徒の前に立って授業をしていくことを想像してみましょう。
大きな塾であれ、2,3人しかいない小さな塾であれ人に前に立って何かを伝えるということは、それなりのカリキュラムと進め方がありますよね。
そこで必要なのが、予習になります。
また、生徒はわかる子だけではなく、全くわからない子、素直な子やクセのある子など様々です。
なぜ事前に予習が必要なの?
では、なぜ事前に予習が必要なのでしょうか?
勉強内容は自分がやってきた道なので分かっていると思います。
しかし、学校で基本の勉強はしてきているものの、わからないまま塾に来ている子も多いのです。
どのように進めていくのか、内容や教え方など、あらかじめ流れを作っていかないと、与えられている時間を有効に使えません。
また、塾によっては教え方の方針や、やり方もあらかじめ決まっているところもあります。
そういった方針を取り入れながら教えるシミュレーションも必要になりますね。
さまざまな生徒への対応は?
さらに大変に思うことは、生徒への対応だと思います。
生徒は様々なタイプがいます。
塾によっては、クラス分けをしていて学習能力についてはある程度は一定になっている場合もあるでしょう。
しかし、大学生の講師として、すんなり受け入れてくれる子どもばかりではないかもしれません。
また、勉強の飲み込み方や理解のしかたもそれぞれで、臨機応変な対応も必要になります。
自分だけのやってきたやり方だけでは、通用しないこともあるかもしれませんね。
塾講師のバイトはやめる人が多い!
塾講師になる前は、時給もいいし、子どもたちに勉強を教えて先生と呼ばれることが嬉しいと思って始める人が多いように思います。
人前で話をすることや、将来、教職につこうと思っている人にはとても良い経験かもしれませんね。
しかし、実際は思っていたのと違うという理由で辞める人も多いのも事実です。
では、辞める理由をいくつか挙げてみましょう。
・思ったより稼げない
時給は高いイメージですが、例えば家で予習するなど授業以外に時間を割かれることが多く、時間を割かなければならないことを考えると、割安感がでてくるかもしれませんね。
また、授業のあるときしか仕事がないため、大学のスケジュールによっては授業がない昼間に仕事をしたいと思っても生徒が学校に行っている昼間は仕事がありません。
そのため、もっと稼ぎたくても時間が合わないこともあります。
・生徒たちへの難しい対応
先ほども言いましたが、生徒は様々な性格と理解力の違いがあります。
また、保護者との対応もあり相談を受けたり、お願いをされたり対処が必要なことも出てくるかもしれませんね。
もちろん、塾長などに相談すればよいのですが、思った以上に頭で考えなくてはいけないなど、心も占有されるかもしれません。
その場で終わらない仕事のため、いつも頭に入れておかなければならず苦痛に感じるかもしれません。
まとめ
どんな仕事でも楽な仕事はありません。
しかし、その仕事が目指す道であったり得意な分野であれば、人より苦痛に感じずできるかもしれませんね。
また、子どもが好きで触れ合いたいと思うなら適職かもしれません。
塾の講師のバイトのメリットとデメリットをよく調べて考えわかったうえで、やってみることが大事なのではないでしょうか。