いびきがうるさい理由は男性と女性でそれぞれ違っていた!

結婚して同棲すると、今まではなかった悩みやストレスがたくさん出てくると思います。

そのうちの1つがパートナーのいびき。

付き合ってる時はラブラブだったのに、結婚したらいびきが原因で離婚に発展する方もいらっしゃるようです。

実際ご主人様や奥様のいびきがうるさくて悩んでる方は意外と多いです。

いびきの出る原因と、どうすればいびきを解消できるのかについてお伝えします。

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いびきがうるさい!女性のいびきの原因と対策について

いびきが出る原因

まず、いびきが出るメカニズムについて解説します。

いびきは口腔内の気道が狭くなることで空気が振動して音が出ます。

気道が狭くなるのは、舌が弛緩して気道を塞いだり、扁桃腺が腫れ上がったりすることが原因。

また、首が短い人や太い人、肥満の人は舌や気道の周りの部位に脂肪がつきやすく、気道を圧迫します。

そして寝るときの体の体勢も実は重要です。

仰向けに寝てる人は舌が喉の奥に下がってきてしまいます。

女性特有のいびきの原因

顎が小さい

現代人はしっかり噛んで食べることが少なくなりがちです。

噛む力が低下すると顎の周りの筋肉が弱くなります。

それにより、舌を支える筋肉にも影響が出てきます。

女性ホルモンの減少

歳をとるごとにいびきをかく女性が増えているのは女性ホルモンの減少が影響しています。

女性ホルモンには舌を支える筋肉を緊張させる作用があります。

更年期から女性ホルモンの分泌が減るため、舌を支える筋肉が弛緩し、気道が確保できなくなります。

そのため閉経後の女性はいびきをかきやすいのです。

対策

歳をとることで女性ホルモンの分泌量が減るのは仕方のないことです。

女性ホルモンが分泌されづらくなってもいびきをかかないようにするには、普段から食べ物をよく噛んで、あごの筋肉を鍛えることが大切です。

いびきがうるさい!男性のいびきの原因と対策について

いびきの原因はいくつもあるので1つ1つ見ていきましょう。

また若い女性でいびきを普段からかくという方も最近は増えてきています。

以下で紹介する原因に当てはまる場合は注意が必要です。

肥満、筋肉質

肥満の方や、太ってなくても筋肉質で首が太い人は気道の周りの部位に脂肪がつきやすいです。

そのことにより、軌道が狭くなり、かつ、睡眠中に舌が喉の奥に下がりいびきをかきます。

対策

ダイエットしましょう。

ただ、すぐに痩せることはなかなか難しいと思います。

応急処置ではありますが、寝るときの体勢を横向きにするといいですよ。

舌が喉の奥に下がるのを防ぎ、いびきを軽減できます。

鼻づまり、副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症

鼻が詰まったり、鼻の構造に異常がある場合は口呼吸になってしまい、気道が狭くなります。

対策

副鼻腔炎や鼻中隔湾曲症の場合は手術で治ります。

鼻づまりは鼻腔拡張テープを鼻に貼ることで改善につながります。

アレルギー性の場合は飲み薬などで治療できます。

口蓋垂(のどちんこ)が長い、扁桃腺の肥大

遺伝的なものもあり仕方のない場合もありますが、直接的に気道を狭くしている原因です。

対策

治療法としては病院で切除してもらう方法もあります。

飲酒

アルコールは筋肉をリラックスさせる作用があります。

舌の筋肉が弛緩することが原因で気道が狭くなります。

対策

飲みすぎないこと。

たまに飲むくらいでしたら問題ありませんが、毎日飲むといびきも習慣化してしまう可能性があります。

慢性的ないびきは大病を引き起こす

飲酒や疲労による一時的ないびきは誰にでも起こりえますが、いつもいびきをかく人は病気のリスクがあります。

いびきは脂肪や、舌、扁桃腺、口蓋垂などの圧迫により気道が狭くなることで起こります。

気道が狭くなると中には呼吸自体が止まってしまう人もいるのです。

それが睡眠時無呼吸症候群という病気です。

睡眠時無呼吸症候群は、無呼吸状態が続くと苦しくなり、寝てる間も脳が息を吸うよう指令を出し続けます。

つまり体は寝ていても脳が寝れていない状態になるため、疲労が抜けません。

それが昼間の眠気を誘い交通事故を招いたりするのです。

また、低酸素状態が続くと心臓に負荷がかかり、不整脈、狭心症などの病気につながる恐れがあります。

他にも合併症として高血圧や糖尿病などを招く病気でとても危険です。

もしパートナーがいつもいびきをする方であれば、一度病院で検査することをオススメします。

まとめ

いびきの原因は様々です。慢性的ないびきはただうるさいだけではなく、その人の命を脅かす危険性もあります。

もし、いびきがひどい場合は病院にかかることで正しい治療法も学べますので、恥ずかしがらずに行きましょう.

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