室外機にすだれをかけるといいって本当?どんな効果があるの?

今年の夏も暑いです。

夏の気温は年々上昇しているようです。

これは地球全体で起きている現象で、外国では熱死者も出ています。

世界にはまだエアコンが普及していないところもあるのです。

幸い日本ではエアコンは普及率も高いのですが、それでも毎年熱中症で倒れる方がたくさんいらっしゃいます。

熱中症で病院に運ばれ重症と診断される方は大抵エアコンをつけていないことが多いというデータもあります。

暑い夏でも節電節約したいという思いは誰しもあるものです。

ですが、それで健康を損ねてはかえって医療費がかかることにもなりかねません。

上手にエアコンを使って暑い夏を乗り切りたいものです。

エアコンを効率的に使うヒントは実は部屋の外で頑張っている室外機にあります。

お昼も過ぎて西日が強くなるころになるとエアコンの効きがどうもよくないと感じることがあると思います。

これは、室外機の周りの空気が熱くなりすぎて、部屋の空気を取り入れて熱だけ取り去って冷たい空気を部屋に戻すという室外機の仕事がうまくできなくなっているからです。

室外機の周りの環境を熱がこもらないようにするとエアコンの効率もあがるのです。

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室外機に日除けをするとエアコンが効く!すだれで日光を避ける!

室外機に効率よく働いてもらうにはどうすれば良いでしょうか。

それは、室外機に日光を当てないことです。

室外機周りを日陰にすれば冷却効率は1割アップすると言われます。

すると電力もかなり削減できることになります。

とはいえ室外機は外にあるものですから日光を当てないというのはそれなりに工夫が必要です。

もともと設置するときに日光の当たりにくい場所を選定するものではありますが、スペースの関係上どうしても室外機が置かれる場所は自由に選べないものです。

ですので、室外機周りに日陰を作る工夫を敢えてしなければいけません。

また室外機に日光を当てないようするためと言って箱などで覆ってしまっては、日陰になっても熱がこもることになります。

外で十分な日陰を作るにはすだれが便利です。

すだれだと手軽に手に入り、工作もしやすい上に見た目もナチュラルで涼しさを感じることもできます。

何よりすだれは日陰を作ってくれる上に風通しも良いところが優秀です。

すだれを上手に使い、室外機周りに効果的に日陰を作りましょう。

室外機を冷やして電気代を節約!すだれのつけ方をご紹介!

上手にエアコン効率を上げるためのすだれの付け方のポイントは、

  • 風で飛ばないようにすること
  • 日光をちゃんと遮断すること
  • 風の通り道を作ること

です。

地面に直置きにしている室外機の場合

室外機の天板上にも十分な空間を取ります。

そのためにカゴなど風を通して空間も確保できるものを室外機の上に置き、その上からすだれを掛けます。

室外機の上にかけてすだれが風などで飛ばないように紐などを使って固定します。

すだれのすそは室外機の前に垂らし、すそを広げて(少なくとも1mくらいはすそを広げたいです)端をブロックなどで固定します。

ポイントは室外機の周りに十分な空間を作りつつ日光を遮り風通しも良くすることです。

室外機周りにスペースを取ることになりますが、暑い夏の間だけと考えて目をつぶりましょう。

高いところに設置してある室外機の場合

要領は直置きの場合と一緒です。

高いところに設置してあると軽いすだれは風などで飛びやすくなります。

後片付けが面倒にならないように、すだれを室外機にしっかり固定することも大事です。

注意すべき点は室外機に吹き出し口周りに空間を作るために垂らしたすだれは、1m程度は離しておくことです。

室外機から出る温風を上手に外に逃がすようにしましょう。

夕方の西日が射す時間にベランダや室外機に打ち水をするのも効果的です。

ただし、室外機は機械ですので、内部に水が入らないように気をつけましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

暑い夏に工作なんて面倒ですが、気分転換と思って家の外回りを片付けるついでに室外機が働きやすいように工夫してみるとなんだか気持ちもすっきりするものですよ。

この暑い夏を快適に乗り越えるために試してみてください。

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