クロスバイクの空気入れが入らない?原因と対処法について!

クロスバイクなどのスポーツタイプの自転車は空気圧が大切なので、最低でも1カ月に1回、もしくは1週間に1回、タイヤの空気を入れることが勧められます。

しかし、いざ空気を入れようとしたときに、空気が入らないという人も多くいるようです。
そこで、クロスバイクの空気の入れ方について解説していきます。

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空気入れバルブによって入れ方が異なる?バブルの種類について

タイヤに空気を入れる部分をバルブと言います。

このバルブは全部で3種類あり、それぞれ採用される自転車や使い方にも違いがあります。

まずはその3つのバルブをご紹介します。

英式バルブ

日本で最もポピュラーなバルブで、イングリッシュバルブ、ウッズバルブ、ダンロップバルブとも呼ばれます。

英式といいますが、イギリスではほとんど使われていないようで、日本ではママチャリから子ども用の自転車、車いすなど幅広いタイヤに採用されています。

空気圧の調整が難しいので、スポーツタイプにはあまり使われていません。

米式バルブ

アメリカンバルブ、シュレーダーバルブとも呼ばれています。

バルブ本体が太く頑丈で折れにくいので、マウンテンバイクに使われます。

車やオートバイでも使われているので、ガソリンスタンドで空気を入れてもらうこともできるようです。

空気の漏れが少なく、空気圧の調整もできます。

仏式バルブ

クロスバイクのようなスポーツタイプで採用されているのが、この仏式バルブで、プレスタ、フレンチバルブとも呼ばれています。

高い空気圧を維持できて、空気圧の微調整も簡単にできます。

また、空気がどれくらい入っているのかを測ることができるのも特徴です。

空気が入らない時の原因と対処法について

クロスバイクの空気の入れ方

①バルブの先端にあるボルトを反時計回りに回して緩めてください。

栓がバブルの中でくっつき空気が入りにくくなっていることがあります。

空気をスムーズに入れるために、バルブコアを一瞬押して空気を軽く抜きます。

②ポンプをバルブにさしていきます。

ポンプの口金がバルブに対してまっすぐになるように押し込みます。

③ポンプを奥までさしたら、ポンプのレバーを上げて、ポンプとバルブがしっかり固定します。

④固定できたら、ハンドルを一番引っ張った状態から一番下に押し込んだ状態までしっかりと押して空気を入れていきます。

⑤空気が入ったら、ポンプのレバーを戻し、まっすぐ引き抜いて緩めたネジを締め、バルブキャップを付けたら完了です。

空気が入らない原因と対処法

バルブにきちんと差し込まれているか確認

ポンプを斜めにバルブに無理やり押し込むと、バルブの先端が曲がったり、折れたりすることがあります。

ポンプは必ずバルブの軸に対してまっすぐに、そして奥までしっかり差し込んでください。

ポンプとバルブがしっかり固定されているか確認

固定されていたら、ポンプの空気圧計が今の空気圧を表示しますので、空気圧計が動かないときは、もう一度しっかり固定しなおしてください。

ハンドルの押し方が悪い

しっかり体重をかけないと空気が入りません。

急いで入れるよりも、1回1回確実に押していく方がいいでしょう。

自分の体格に合わない大きな空気入れでは力が入らないので、自分の身長に合ったものを選ぶことをおすすめします。

アダプターの状態を確認

仏式バルブの場合、アダプターを使用することも多いと思います。

普通の空気入れにも対応しているので便利ですが、接触が悪いことがあります。

挿し口を斜めに寝かさないと空気がきちんと入らないこともあるようです。

パンクしている

タイヤのパンクは「リム打ちパンク」が多いと言われています。

段差などを乗り上げた時にチューブがホイールのリムと地面の間に挟まって起きてしまうパンクです。

鋭利なものが刺さった場合は一気に空気が抜けますが、リム打ちパンクのようなパンクの場合は時間をかけてゆっくり抜けていくので、空気圧を気にしていなければパンクに気づけません。

そのまま乗り続けていると、タイヤとチューブをだめにしてしまうので、日頃から空気圧のチェックをしておいた方がいいでしょう。

パンクしていることがわかったら、修理しましょう。

リム打ちパンクであれば、小さな穴が開いているだけなので、修理キットで自分で簡単に修理することもできます。

まとめ

タイヤの空気がなかなか入らないと、すぐにパンクしたと思いがちですが、空気の入れ方も気にする必要がありますね。

まずは手順を守って、ひとつひとつ動作をしっかり確認しながら空気を入れるようにしましょう。

アダプターや修理キッドも高額なものではないので、いつでも対処できるように手元に持っておくのもいいと思います。

乗る前には空気圧を確認して、日頃からタイヤの状態に気を配っておくといいでしょう。

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