作務衣は、通常の着物とは違いいい意味での自由さがあります。
こういう着方をしてはいけない、こういう場出来なければならないなどという縛りはありません。
楽しみながら自由にアレンジをして、和服の良さを体感できることが、作務衣の特徴です。
今回は、作務衣の着方や、男性用と女性用の違いをご紹介していきます!
女性用の作務衣!男性用との違いは?
作務衣とは
僧侶が日々の雑事(作務)を行うときに着用する衣のことです。
作務衣とは本来、作務を行うときに着る物の全てをさしていて、特定の形が決まっているものではありませんでした。
僧侶が、寺院を維持するために畑仕事などの労働を行うときに着用する作業着であるため正式な座禅や法要の時には着用しません。
また、現在のような形の作務衣は昭和40年代に作られたものが最初であるとされています。
女性用の作務衣
基本的に袖口のゴム、足首ゴム、パンツ前のファスナー仕立てとなっています。
前併せ出来やすい作務衣はパジャマほどの寝間着感がないことから近頃では入院着などでも使用されるようになって来ました。
さらに、動きやすさと気安さが良いため、現在では料亭や針灸などのお仕事にも重宝されるようになってきました。
また、作務衣は上着とパンツの上下セットになっています。
男性用作務衣
男性用の作務衣は、筒袖、袖口ヒモ、足首ヒモ仕立てです。
また、男性用の作務衣には前ファスナーがあります。
自宅用から、お寺のお坊様、様々な用途で利用できます。
上着とパンツの上下セットです。
男性用、女性用ともに作務衣は贈り物のギフトとしても人気がありますよ。
特に還暦のお祝いや、長寿のお祝いなど大切な方へのプレゼントギフトとしても大活躍の商品となっています。
体形に合う作務衣を見つけてくださいね。
女性用の作務衣の着方について解説!
作務衣の着方についてご説明します!
① 肌着を着用
汗をかきますので吸汗や湿度調節のことを考えて作務衣の下には肌着を身に着けることをおススメします。
② 作務衣のズボンをはく
ズボンによってウエストや、裾にひもがついているタイプもあるのでちょうどよい所でひもを結んで調節しましょう。
③ 作務衣の上着を着る
作務衣の上着を羽織り、内側のひもを結びます。
次に外側のひもを結びます。結び方に決まりはないので、蝶々結びでOK
以上で完成です。
・作務衣の着こなし
寒い季節には、長袖のシャツやタートルネックを重ねてきてもおしゃれですね。
ひもを結んだだけで着用できるので簡単です!
ひもはあまりきつく結ばずに、ゆったりと切着用するのがおススメです。
・定番の作務衣スタイル
肌着の上に作務衣を着て足元に雪駄を合わせます。
襟元から覗く肌着の白が清潔感を演出します。
・カジュアルな作務衣スタイル
作務衣をカジュアルに着こなしたい場合には、作務衣の下にTシャツを着用し、足元にはスニーカーを合わせてみましょう。
・タートルネック作務衣スタイル
寒い季節に普段着としての着こなしにおススメです!
作務衣と相性の良いタートルネックは首元がカバーされるため、寒い季節におススメのコーディネートとなっています。
小物を合わせてみましょう。
小物を使ってさりげないおしゃれを楽しんでみましょう。
・羽織
お出掛けや訪問時に羽織をまとえば、訪問先の礼も失わず、着る方の存在感を改めてアピールでき、好感度をより高めることができます。
・マフラーやストール
アクセントになるおしゃれな防寒具です。
寒い季節に首元にマフラーやストールを合わせてみましょう。
・コート
寒い季節のお出掛けには、ぜひコートを羽織りましょう。
こだわりのコートを作務衣に合わせれば洗礼されたエスプリが満喫できますよ。
以上が作務衣に合わせる小物たちの紹介でした!
自分に合った小物を見つけてみましょう!
まとめ
今回は作務衣の着方や、男性用と女性用の違いについてご紹介しました!
作務衣は普段着として着用している方が増えています。自分に合ったスタイルを見つけておしゃれを楽しむことができると良いですね!
また、還暦祝いなどのプレゼントとしても大変人気がありますので興味のある方はプレゼントしてみるのもいいかもしれませんね。