うちの犬もトリマーさんにお願いして、2ヶ月に1度ぐらいでシャンプーなどをしてもらっています。
色々な犬や猫が居るなかで、噛まれたり・うなられたり・ひっかかれたり・・・なんか大変そうだなと思っています。
でも、犬は好きですから、犬とずっと一緒に居られるトリマーさんにはあこがれます。
女の子だったら、一度は夢に見る職業ではないでしょうか?
そんな、トリマーですが、資格はあるのでしょうか?
国家資格?民間資格?何をとれば、仕事の役にたつのでしょうか?
トリマーの資格の種類につて紹介!それぞれの資格の特徴と取り方
トリマーには国家資格は無いそうです。
民間資格はたくさん存在します!
国家資格が無いので、特に資格を取らなくても、トリマーとして働くことは可能といえます。
ただし、一定の知識や技術があることを証明するためにも、民間資格は取得しておいて損はありません。
また、就職にも有利に働くことは間違いありません。
どんな資格があるの?
- JKC公認トリマー(ジャパンケネルクラブ)
- AAV認定トリマー(全国動物専門学校協会)
- JDA公認トリマー(全日本愛犬技術者指導協会)
- SAE公認トリマー(全日本動物専門教育協会)
- JPLA公認トリマー(日本ペット技能検定協会)
- JCSA公認トリマー(日本キャリア教育技能検定協会)
- JSAE公認トリマー(全日本動物専門教育協会)
- PSG公認トリマー(共同組合ペットサービスグループ)
- AKC認定トリマー(青山ケンネルカレッジ)
- PD公認トリマー(日本警察犬協会)
- PEIA認定ペットトリマー(ペットエステ国際協会)
- トリミングマスター(日本スキル&キャリア推進協会)
- ICC認定グルーマーライセンス(インターナショナル・キャット・クラブ)
- ペットスタイリスト(日本能力開発推進協会)
- トリミング技能士(職業技能振興会)
- ペット・グルーミング・スペシャリスト(日本動物衛生看護師協会)
- 愛玩動物飼養管理士(日本愛玩動物協会)
これだけの資格を見つけることができました。
それぞれの協会ごとに資格試験を行っている感じがします。
資格によって、受験資格などが違ってくるようです。
資格の特徴と取り方とは?
一部ですが資格の特徴を見てみたいと思います。
・JKC公認トリマー
トリマー資格の中でも一番有名で、知名度がある資格です。
JKC(ジャパンケネルクラブ)による認定資格です。
資格はランク別に分かれていてC級・B級・A級・教士・師範の5種類のランクがあります。
取得者数はC級で5,000名以上・B級で8,000名以上となっています。
C級から取得する必要があります。
受験資格等
18歳以上であること。
C級をまず取得する必要がある。
C級を取得するためには
- JKC公認の養成機関で定められた課程を修了して、卒業試験に合格すること。
- 独学の場合は2年間JKCの会員であることが受験資格になります。
その際はJKC発行のマニュアルを用いて、勉強する必要があります。
B級を受験するには
- C級資格取得後、JKC公認の養成機関に更に1年在学して、所定の課程を修了すること
- C級資格取得後、2年以上経過すること
A級を受験するには
- B級資格取得後、JKC公認の養成機関に更に2年在学して、所定の課程を修了すること
- B級資格取得後、3年以上経過すること
試験は筆記とカットの実技があります。
それぞれ、筆記は50分間で70点以上・実技は2時間で70点以上が合格ラインです。
・AAV認定
一般社団法人全国動物専門学校協会が認定するもので全犬種が対象となります。
サロントリマー・トリマー3級・準2級・2級・1級・S級と6種類に分かれています。
受験資格等
サロントリマー資格を受験するのは協会が指定する専門学校に通い、300時間以上の課程を履修することです。
犬の全種類が対象であり、耳掃除・爪きりも対象になるそうです。
トリマー3級・準2級・2級・1級・S級それぞれに、指定の専門学校において、規定の時間以上の課程を履修する必要があります。
- トリマー3級 150時間
- トリマー準2級 300時間
- トリマー2級 350時間
- トリマー1級 700時間
- トリマーS級 700時間
この時間以上に課程を履修すると、受験資格が得られます。
筆記試験と実技試験で行われます。
試験は年2回やっており、1回目にどちらかが落ちても、次の試験では合格したほうを免除されます。
トリマーの資格の難易度はどれくらい?取得は難しい?
・JKC公認トリマー
修了にかかる期間
- C級 1年程度
- C級+B級 2年程度
- A級 B級を取得後に2年間JKCに在学して、所定の課程を修了する必要あり
C級試験はトリマーとしての基本が問われます。
コーミング・トリミング・ブローなどの基礎技術や道具の扱い方・犬の扱い方なのです。
基本をしっかりと学んでいれば、難しい試験ではないようです。
- C級の合格率 養成機関からの受験 95%
一般からの受験 85% - B級の合格率 養成機関からの受験 93%
一般からの受験 75% - A級の合格率 養成機関からの受験 80%
一般からの受験 30%
やはり、養成機関からの合格率のほうが高い傾向にあります。
学校で学んだほうが効率的ではないでしょうか?
・AAV認定
指定の専門学校の授業をしっかりと勉強すれば、難しくない資格のようです。
長い授業時間数です。それを全てしっかりと勉強しなければいけないので、大変かもしれません。
級ごとにAAV全国選抜トリマー選手権大会などあるようです。
まとめ
トリマーは国家資格がいるものだと思っていたので、ないことに驚きました。
でも、民間の資格はあるのでちょっと安心しました。
自分の愛犬等を預けるのに、資格が無い人では少し飼い主として、怖いなと感じます。
民間の資格の多いこと・・・これまたビックリです。
何をとれば、自分の将来に役に立つか考えて取得するのをおすすめします。