みなさんは竹刀の手入れの仕方ってご存知でしょうか?
竹刀は手入れをしないとささくれてきて折れてしまいます。
とくに冬場となると、人も肌が乾燥するように竹刀も竹が乾燥して傷つきやすくなっています。
それを防止して竹刀を長持ちさせるのが「竹刀油」です。
使い方はとても簡単です。
直接スプレーで吹きかけたり、布などに竹刀油を含ませて竹刀を拭くだけです。
塗ったあとは乾いた布で余分な油を拭き取ってあげましょう。
竹刀を購入してすぐや、稽古が終わった後に使用します。
たったこれだけの作業で竹刀の寿命をのばすことができますし、
ささくれたり折れている竹刀は相手をケガさせてしまう恐れもあります。
ぜひ竹刀油を活用しましょう。
それでは、ここからはその竹刀油について詳しく見ていきたいと思います。
竹刀油には種類があるの?
いくつかのメーカーから竹刀油が販売されていますが、成分に大きな差はありません。
「このメーカーの竹刀油を使用すると劇的に竹刀が長持ちする」というのは特にありません。
竹刀油には竹刀に必要な油分が含まれています。
この油分が竹刀の四つ割り接触面を滑りやすく、そして粘り強くするため、竹刀が割れにくくなります。
また「椿油」が主成分の竹刀油も存在します。これは竹刀をしばらく使用する予定がなくしまっておく際の長期の油分補給に適しています。
竹刀油はほかのもので代用できるの?
ご家庭のキッチンにもある「サラダ油」で代用することができます。
ゴマ油やオリーブオイルなどで代用する方もいるようですが、においがあるためあまりおすすめはできません。
また使用済みのサラダ油もにおいが残るのでやめておいたほうが無難です。
サラダ油で代用する際も竹刀の手入れの仕方は同様です。
布などにサラダ油を含ませて、竹刀に塗るだけです。
もちろん余分な油は乾いた布で拭き取りましょう。
また「ワセリン」を竹刀油の代わりに使って竹刀の手入れをしている方もいます。
こちらも竹刀油やサラダ油と同様の方法で手入れに使用します。
まとめ
竹刀を手入れする際の油の使い方について簡単にですが説明させていただきました。
これからの季節、乾燥して竹刀が傷つきやすいので日頃の手入れが大切になってきます。
竹刀油を使って大切な竹刀をしっかりと手入れしてあげましょう。
もちろんサラダ油やワセリンで代用しても大丈夫ですよ。