布団やベッドにシーツを敷いてみたものの、しわが寄って寝心地が悪い。
すぐに外れてしまう。シーツを敷く時こんなお悩みがある方も多いでしょう。
ホテルや旅館のようにまでとはいかなくても、上手にシーツを敷いてみたい。
ここでは、シーツを布団やベッドに上手に敷く方法やそのコツなどをご紹介します。
布団やベッドへのシーツの敷き方
フラットシーツの敷き方
シーツと聞いて多くの方が想像するのは、大きな1枚布でできたフラットシーツでしょう。
お値段もそれほど高くない上に、洗濯機でも洗いやすいというメリットがあります。
ただ、どうしても敷き方に戸惑ってしまう方も多いはず。
まずは、このフラットシーツの上手な敷き方のコツを見ていきましょう。
なかなかしわやたるみなしで敷くのは大変そうなフラットシーツも、少しポイントを押さえれば上手に敷くことができますよ。
ご家庭でシーツを布団やベッドに敷く場合
シーツを半分に折ります。
その折り目を布団の中心に合わせてシーツを置きます。
この時、頭の方に布団の下に折り込むだけの十分な生地を確保します。
左右にシーツを広げれば、まず中心線が、ぴしっと決まります。
それからの手順としては、
頭側のシーツを布団の下に折り込みます。
それから、左右、最後に足側を折り込みます。
ボックスシーツやワンタッチシーツの敷き方
ボックスシーツとは、シーツの底の部分にゴムが入ったもので、ベッドのマットレスに使います。
ボックスシーツを購入する上で気を付けたいのが、マチ部分の長さです。
ボックスシーツのサイズ表記は、縦・横・高さ(マチ)で表されます。
シーツの「マチ部分=マットレスの高さ」と思いがちですが、ちょっと待って。
それでは、シーツがぴったりすぎてマットレスを覆えない可能性も。
ボックスシーツのマチ部分は、「マットレスの高さ+5cm」くらいをおすすめします。
布団派の方は、同じような作りでマチ部分の少ないワンタッチシーツがあります。
フラットシーツとは違い、布団やマットレスの下に折り込む作業が要りません。
そのため、敷く時間と手間が大いに削減されます。
マットレスや敷布団にぴったりのサイズのものを選べば、それほどしわやたるみは気にならないかと思います。
でも、なんだかよじれてしまうといった場合は、次のやり方を試してみてください。
ボックスシーツの頭側の両隅をマットレスにかぶせます。
シーツを対角線上に引っ張りながら残る足側のコーナーにそれぞれかぶせます。
ポイントは、下方向ではなく対角線上に引っ張ることです。
ここまで、シーツの敷き方を見てきましたが、そもそもシーツ自体がめんどうだと考えている方も多くいるはず。
布団やベッドにシーツを敷くのは面倒くさい!そんな時は?
家族が増えると、いちいちシーツを敷く手間がめんどうに感じることもありますよね。
そんな時は、敷きパッドを使うのがおすすめです。
敷きパッドは、シーツの上からでも使えますが、それ単体でも使えます。
四隅にゴムが付いていてそれを敷き布団やマットレスのコーナーにひっかけて使います。
ただ、四隅にゴムをひっかけてとめるだけなのでずれやすいのも事実。
布団やマットレスの汚れが気になる方は、先に敷き布団カバーやボックスシーツで布団やマットレスを覆ってから使うのも良いでしょう。
敷きパッドには色や生地など様々なバリエーションがあります。
お子様の好きなキャラクターにすれば、喜んで布団に入るかも知れませんね。
また、夏は接触冷感、冬は吸湿発熱など季節によって敷きパッドを使い分けても。
抗菌・消臭・防ダニ加工が施されたものなどもあり、アレルギー対策にも良いかもしれません。
まとめ
日々の疲れを癒すのに睡眠は欠かせません。
しわやたるみなく敷かれたシーツの上で休めば気分もリフレッシュされ前向きに感じられるかもしれませんね。
もちろん、シーツを敷くのが面倒くさいと感じたら、敷きパッドを利用するのも一つの手です。
それぞれのご家庭に合った方法で、快適なベッドタイムをお過ごしください。