キャンプの寒さ対策にストーブを使いたい!何を見るべき?注意点はある?

冬のキャンプと聞いた時、え?冬にやるの?と思う人もいるのではないでしょうか。

なにも、キャンプは初夏や夏にやるだけのものではありません。

冬にキャンプをするのも、夏とはまた違い良いものです

冬にキャンプする方が好きだという声も聞きます。

そんな冬キャンプ、あると便利なのがストーブ。

上着や防寒着を着たり、下に敷物をしたりと防寒対策は出来ますが、ストーブがあるだけでテント内も温められ環境ががらりと変わってきます。

スポンサードリンク

キャンプの防寒にストーブを使ってみたい!

実際ストーブを使おうとなった際、どんなものがあるのでしょう。

キャンプ上級者のなかにはストーブを使わないという人もいますが、初心者であれば一台はあるといいです。

ではどんな種類があり、また選び方はあるのでしょうか。

どんな種類があるの?

アウトドアをする中で人気なのが、石油・ガス・薪の3種類です。

1つずつ見てみましょう。

石油ストーブ

火力が高く、広範囲を暖かくすることに適しています。

大人数でのキャンプにオススメ。

比較的に大きいサイズのものが多なっているので天面の部分で湯を沸かしたり、簡単なものであれば調理も出来ます。

しかしメンテナンスをしなければいけないものもあり、手間をかける必要があるものもあります。

ガスストーブ

軽くてコンパクト且つ持ち運びに優れており、手軽に使うことができます

簡単に持ち運びをするという点では、とても優れているのがガスストーブです。

灯油や薪などと違って、独特のにおいもありません。

燃料となるガス缶にはカセットボンベのCB缶アウトドア専用のOD缶の2種類があります。

OD缶の方が火力もあり安定して使えますがCB缶タイプのガスストーブの方が一般的となっています。

しかし、石油や薪に比べて火力が弱いというデメリットがあるため1人でのキャンプやカップルなど少人数での使用に適しています。

またメインに使うものは別のストーブを持って行き、サブとして足元用などにガスストーブを使用する場合もあるようです。

薪ストーブ

石油・ガス・薪の中ではダントツの火力を誇ります。

冬場でも少し汗ばんだり、暑い位に感じることもあります。

広範囲を暖めることができ、中に入れる薪の量を調整することによって温度の調節も可能です。

大人数でのキャンプでの使用に適しています。

しかし着火の方法がなかなか難しくなっていて、初心者にはなかなか不向きな場合が多く見られます。

また、薪は現地の山で調達するのも楽しいです。

ですが、キャンプ場にて購入することが出来たり、薪は使い放題となっている場所もあるので事前に確認をしておくのがいいかもしれません。

この3つの名でざっくりと分けてしまうのであれば、車での移動がメインであり乗り入れも可能なオートキャンプ場であれば石油ストーブ。

荷物が比較的に少なく、少人数でのキャンプであるならガスストーブ。
室内でも使用できる環境があり、大人数でのキャンプになるのであれば薪ストーブといったように使い分けることもできます。

アウトドア向けストーブの選び方は?

安全性

ストーブは火を扱うものです。

特にテント内での使用を考えている場合には、安全面の確認はしっかり行ってください。

製品ごとに安全機能は多々ですが、一般的なものは転倒時消火装置です。

また、確認燃料の種類に合わせた安全機能の確認をすることも大切になります。

事故を防ぐためにもきちんと見るようにしてくださいね。

携帯性

燃料別に見れば、携行に優れているのはガスストーブです。

サイズがコンパクトであり、燃料もあまりかさばることがありません。

またこの燃料も缶に入っているため手軽に持ち運びすることが出来ます。

しかし、最近では石油や薪ストーブの中でもコンパクト化されたものま見ることがあります。
人数や移動手段などで、バランスを見て選択していくといいですよ。

キャンプでストーブを使う時の換気法は?

外では引火による火事などに気を付けることが重要となっていますが、もしテントの中などで使う場合に何より気を付けなければいけないのが換気。

ストーブなどの火器を誤った使用法や、閉め切ったまま換気をしないで使ってしまうと「一酸化炭素中毒」に陥ってしまう場合があります。

冬でのキャンプの時期、一酸化炭素中毒で事故に…という話も実は少なくありません。

そうならないためには、何に気を付けるべきなのでしょうか。

一酸化炭素中毒ってなに?

炭や石油ストーブなどを使うことにより一酸化炭素が発生します。

これは炭・石油だけでなくガスや薪など「燃焼」がなされるものであれば起こる可能性は大いにあります。

またこの一酸化炭素は無色無臭のため、なかなか気がつきにくく万が一中毒に陥ってしまった場合に、重篤化しやすいという傾向があります。

諸症状として頭がぼんやりするという初期症状から始まり、頭痛や痺れを感じはじめたら要注意です。

最悪、発見が遅れると死に至ります。

もし仮に、助かったとしても、脳に後遺症が残る場合もあります

起こさないための対策は?

換気」をすること、これがとても大切な対策となります。

注意すべきこととしては、2点。

  • 密閉空間や換気能力の低い場所に火気を持ち込まない!
  • 就寝時にはなるべく消す!

テント内などに持ち込みたい場合は、窓の一部をメッシュにしたり、ベンチレーションを開けておくなど必ず密閉にならない対策をしてください。

就寝時は特に注意することが必要です。

寝ているうちに…なんてことになってしまったら洒落になりません。

出来る限り、就寝時にはストーブなどは消すことをオススメします。

また、対策と注意をしたうえであると便利なものがあります。

一酸化炭素警報機です。

テント内などの一酸化炭素の濃度を感知し、一定値を超えた場合にアラーム警告を行います。

これだけあれば良いというわけではありませんが、対策の一つとして持っておくと良いかもしれません。

まとめ

冬のキャンプ。

冬の空気で澄んだ星空を見たり、火を囲んでコーヒーなどを飲みながらゆっくり話すなど楽しく過ごすことが出来ます。

この時に、ストーブなどあれば、尚更、暖かくして行うことが出来ますよね。

暖かさ寒さの感じ方は人によってそれぞれで。

また使い方は置く場所によっても選ぶべきものは変わってきます。

自分たちの趣向や目的、使い勝手などを見てあったものをぜひ選んでください。

もちろん、一酸化炭素中毒への対策も必ず忘れないようにお願いしますね。

スポンサードリンク
タイトルとURLをコピーしました