みなさんは竹刀には様々な重さや長さ、太さや材質の違いなどがあることを知っていましたか?
実は竹刀には様々な種類があるのです。
そして剣道の公式戦では年齢や性別によって試合に使用して良い竹刀の規定が設けられています。
これは全日本剣道連盟によって定められています。
剣道についての知識がない方や、初心者の方はあまりご存じないかもしれません。
今回は竹刀のサイズの選び方を解説していきたいと思います。
竹刀のサイズの読み方って?
まずは竹刀についての基本的な情報をお話ししたいと思います。
剣道は日本古来の武道であるため使われている言葉も昔の言葉が多くなっています。
竹刀選びで一番重要となるのは竹刀の長さですが、どういった単位で長さを表すかご存知でしょうか。
メートルではなく、「尺(しゃく)」と「寸(すん)」で表します。
ちなみに1尺は10寸で、約30cmになります。
数字を付けた読み方にも少し特徴があります。
例えば26寸の竹刀のことは「にーろく」と呼びます。
もちろん「にしゃくろくすん」と呼んでも間違いではありません。
また32寸や34寸など30寸台のものは「さぶに」や「さぶよん」などとも呼びます。ちなみにですが、重さの単位にはグラムが使われています。
竹刀のサイズは身長に合わせて選ぶの?
結論から言いますと、竹刀のサイズは年齢によって決まっています。
では、竹刀のサイズについて詳しく見ていきたいと思います。
まず、竹刀は年齢と性別により、長さと重さについて規定が設けられています。
年齢別の規定
・小学生以下
3尺6寸以下
小学生以下には重さについてはとくに規定はありません。
・中学生
3尺7寸以下
重さは男子が440グラム以上、女子が400グラム以上
・高校生
3尺8寸以下
重さは男子が480グラム以上、女子は420グラム以上
・大学生・一般
3尺9寸以下
重さは男子が510グラム以上、女子は440グラム以上
まとめ
いかがだったでしょうか。
竹刀のサイズについて少しでも知識を深めていただければ嬉しいです。
これから剣道を始めようと思っていて竹刀を購入する方は参考にしてみてください。
竹刀を購入する際は年齢に合わせて選びましょう!