皆さんは布団カバーやシーツの色を、こだわりを持って選んでいますか?
自分の好きな色でまとめたり、寝室のインテリアに合わせた色を選んだりしている方も多くいるでしょう。
でも、もし疲れているのによく眠れない、眠りが浅いという方は、シーツやベッドカバーの色を変えてみるといいかもしれません。
ここでは、安眠効果が高くなる色の選び方をご紹介します。
熟睡したいときのシーツやカバーにおすすめの色はこれ!
ぐっすりと深い眠りにつくためには、心身ともにリラックスしていることが重要です。
色には、沈静効果のある色と、興奮作用のある色があります。
寝室に取り入れたいのは沈静効果のある彩度の低い寒色系の色です。
おすすめの色をいくつか取り上げますので見ていきましょう。
・青色
青色には心身を落ち着かせ、自然と副交感神経が優位に働いてリラックスさせる効果があると言われています。
水や空をイメージさせるので、夏には爽やかな青系の寝具でまとめてみるのもいいかもしれませんね。
・緑色
緑色には癒し効果があり、青色と同じく副交感神経を優位に働かせてくれます。
イライラや興奮を沈めてリラックスしたいときには、森や木の葉を連想させる緑色のシーツやカバーを使ってみるのもおすすめです。
・淡いピンク色
ピンク色には興奮を抑え、人を落ち着かせる効果があると言われています。
よく、病院の壁紙や制服などにも使われています。
寝室で取り入れたいのは、淡いピンク色。
女子力をアップさせるとも言われ、若返りも期待できるかもしれません。
・アースカラー
ベージュやブラウン、カーキ色など地球の大地や自然をイメージした色のことです。
どれも自然にある色なので、見ると落ち着き安心できる色でもあります。
落ち着いた色合いなので、大人っぽい雰囲気を出すのにも使えます。
熟睡するにはNGな色はこれ!
沈静色とは逆に、興奮作用のある色もあります。
特に安眠したいのであれば、次に挙げる色はおすすめできません。
とはいっても、好きな色は取り入れたいもの。
その場合は、差し色として使うなど大きな面積を占めないように工夫しましょう。
・赤系の色
赤色には、やる気を高め食欲を増進させ、交感神経系に刺激を与えて興奮させる効果があると言われています。
そのため、脳が活発になってしまうので、リラックスしたい寝室にはおすすめできません。
・紫色
赤色と青色が混ざった紫色は、その両方の色の性質を持っています。
気分を落ち着かせ癒す効果がある一方で、孤独や不安といったマイナスの効果ももたらします。
そのため、ぐっすり眠ることを目的とするならば、インテリア小物などに使う程度で留めておくのが無難かもしれません。
・黒色
黒色は、闇や恐怖をイメージさせる色のため寝室にはおすすめできません。
高級感を出したり、おしゃれ空間を演出したりするのであれば、全体のバランスを見て重くなりすぎないようにしましょう。
まとめ
1日の疲れを癒すためには、リラックスできる環境づくりが大切です。
シーツや布団カバーの色を変えるだけではなく、寝具や部屋の掃除なども合わせて行うのが効果的です。
今回ご紹介した色を参考に、安眠できる環境を整えてみてはいかがでしょうか。