ハードディスクとは、パソコンに内蔵されているワードやエクセルなどのデータを記憶する部品のことです。
別名はHDDや内蔵ストレージと呼ばれています。
これは、数あるパソコンの部品の中で最もよく可動する部品で、1分間に何千回転も物理的に動いているため、故障しやすい部品と言われています。
今回は、このハードディスクの寿命や、壊れてしまってデータがなくなる前に交換時期を調べる方法、壊れてしまってからのおすすめの業者選びなどをご紹介していきます!
ハードディスクの寿命とは?交換する時期の調べ方をご紹介!
前書きの部分でも少し触れましたが、ハードディスクはパソコンを起動している間、ずっと動き続けている部品です。
1分間に何千回と回転しているハードディスクを、1日の中で何時間も使用していると寿命は必然的に短くなります。
ハードディスクの寿命は、1万時間稼働させると故障しやすいとよく言われています。
つまり、1日8時間のパソコン使用を3~4年程度続けることで何らかの支障をきたしてしますということになります。
そのため、メーカーの保証期間が3~4年程度に設定されていることにも納得できますよね!
しかし10年使用している人もいれば、1年以内に故障する人もいます。
これらは使い方に問題があるのかもしれないですね!
パソコンは電子機器のため熱や衝撃に弱いです。
そのため、外で使ったり暖房の効いている部屋で長時間作業をしたりしているとハードディスクに負荷がかかって傷みやすくなります。
使い方次第でハードディスクの寿命は伸ばすことも可能ですので、なるべく使用する際には適度に休憩をはさんで熱を外に出しながら作業をすると良いと思います。
次にハードディスクの交換時期の調べ方についてです。
ハードディスクが壊れてしまってもパソコンそのものが壊れているわけではないため、新しいハードディスクに交換することでまた使用することができます。
私自身あまりパソコンに詳しくないので、パソコンの動きが遅くなったりするとパソコンの寿命だと思ってその時は買い替えていました。
ハードディスクの取り換えをすることで問題が解決することを知っていたら、パソコンを買い替える必要がなかったのに…。
パソコンから買い替えるとなると決して安くない価格になりますので、まずはハードディスクの交換を考えてみてください!
ハードディスクが故障している徴候は、
- パソコンから聞き慣れない音がする
- 起動しない
- ブルースクリーンが出る
- 動作処理が遅い
- ネットに繋がるのが遅い…などなどです。
これらがパソコンの再起動などを行っても修復せず、頻度が増えてきている場合はまずは動いているうちにバックアップをとった方が良いでしょう!
交換時期を調べる方法として、パソコンで自己診断するか、診断ソフトを使用し動作処理スピードやエラー―発生率を調べる方法があります。
自己診断方法として、
① デスクトップの「ファイル」マークをクリック
② エラーチェックしたいドライブを選ぶ(Windows8_OSなど)
③ 右クリックして「プロパティ」を選択する
④ プロパティの画面で「ツール」のタグをクリック
⑤ 「エラーチェック」の「チェック」を選択
⑥ 「ドライブのスキャン」で確認する
私もこの方法で確認してみましたが、項目がたくさんあるように思ったものの、とても簡単で3分ほどでできました!
上の確認方法で異常が見つかり、修復機能で回復ができない場合は買い替えを検討、もしくは次にご紹介するソフトでもう一度確認してみてください。
診断ソフトは、Crystal DiskInfoやSmart Checker Miniなど、無料ソフトから有料ソフトまでたくさんあります。
Crystal DiskInfoは「正常」「注意」「異常」と3段階で分かりやすく示してくれるそうで、診断ソフトの中では定番のようです。
Smart Checker Miniは読み込みエラー率や劣化率など、どの程度障害されているのか教えてくれるソフトとなっています。
このほか有料ソフトでは、異常が起こった際にポップアップで知らせてくれるものもあるようです。
無料ソフトでもしっかり診断できるようなので個人的には無料でも十分かと思います!
自分じゃできない!ハードディスク交換におすすめの業者とは?
パソコンから変な音がしたり異臭がしたりするなど物理的にハードディスクが障害されている場合は部品交換や分解が必要になるため業者に依頼しなければ自分で直すのは難しいです。
また、データに異常がある、読み込まないなどの場合はデータ復旧ソフトで修復することもあるため、ソフトを利用して自力または業者に依頼して直すことができます。
しかし、パソコン関係について素人の人はどちらが原因で不具合が起こっているか分からない場合が多いと思います。
そんな時には業者に依頼することをおすすめします!
業者に依頼するとなると数万円~費用がかかりますが、自分で直そうとしてよけいに悪化し結果的にお金がかかることもあります。
そのことを考えると最初から業者に依頼する方が無難です。
また、ソフトを使用するよりも業者に依頼する方が復旧率は高いです!
ではどの業者に頼もうか悩みますよね。
業者の選び方のポイントを以下に述べてみます。
無料診断がしてもらえる、成果報酬であること、一律料金であること。
これらを採用している業者である方が安全です。
もちろん口コミなどは自分でしっかり確認することをおすすめします!
業者もたくさんあるのですがネットで評判の良いハードディスク復旧業者を3つ上げてみました。
・PCエコサービス…内容、重度に関わらず一律料金で実績件数多数あり
・ピーシーキッド…20年の実績と信頼、Apple社認証企業で完全成果報酬
・DATA OK…障害の度合いによって4段階固定料金でメディアの認知あり
私はたくさんある中でいろいろと載っているとどれにしたらいいのか結局分からなくなってしまうので、今回は総合的に良いとされている3つを上げました。
また、自分のパソコンの重症度を見極めて、なるべく安く確実に直すために、パソコンに詳しい知人に聞いてみたり家電量販店のスタッフに聞いてみたりすることも良いと思います!
自分の知識では限界もありますし、経験者に聞くと安心感もあります!
まとめ
ハードディスクの寿命は使い方次第でどれだけ先延ばしにできるかによって大きく変わります。
もし不具合が起こった時にはなるべく早くバックアップをとってハードディスクの診断をしてください。
そしてハードディスクの交換が必要になった場合には業者を見極めて、確実に修復させてください!
長くなりましたが、今回の記事は以上になります。
ここまで読んでくださってありがとうございました!