ssdはhddと比べてメリットが沢山あります。
“起動速度が速い・音が静か・衝撃に強い・省電力“と魅力的な記憶装置です。
価格はhddより高価になりますので、寿命や故障のしやすさが気になるところです。
ssdも消耗品なので寿命がありますが、使い方次第で故障を防ぎ寿命を延ばすことができます。
この記事ではssdの寿命に関する注意点や対策をまとめていきます。
ssdには寿命があることを知っておこう!判断と解決策とは?
ssdの寿命は5年
ssdはデータの書き込み回数が増えるにつれて内部のフレッシュメモリーが劣化し寿命を迎えます。
その寿命は大体5年といわれていますが、使い方次第で変わります。
寿命を知るためにはssdにどれぐらいの書き込みをしているのか、ssdは故障していないかなど、ssdの健康状態をチェックする必要があります。
寿命の判断と解決策
多くのメーカーでは公式サイトでssdのユーティリティがインストールできるようになっています。
その他にssdの健康状態をチェックできるフリーソフトもありますので、それらをインストールして寿命のチェックをすることが可能です。
寿命や故障でデータが消えてしまった時、復旧が困難なことはssdのデメリットの一つと言われております。
対策はいち早く寿命や故障に気が付くことですので、健康状態のチェックは定期的に行うようにしましょう。
寿命が近づいたり故障の疑いがある場合には、早めに新しいssdへバックアップを取るようにしてください。
ssdは書き込みの回数で寿命が変わる!長く使うコツをご紹介!
ssdは36.5TBの読み書きが寿命の基準といわれております。
これは1日20GBの読み書きをすると5年で寿命を迎えるということです。
20GBの読み書きというのがどの程度なのかというと、メーカー保障がだいたい3年~5年(メーカーによる)ですから、一般的なユーザーが1日20GBの読み書きだと認識してよいかと思います。
このことから使用頻度が多ければ書き込み回数も増え寿命が短くなるとも言えます。
ssdを長く使うコツ
ssdは消耗品ですから寿命は必ずきますが、少しでも長く使うためにはssdの弱点に気を付けることだと思います。
ssdに限らずパソコン内部は静電気に非常に弱い為、取り付けの際は気を付けましょう。
ssdは熱に弱いとも言われているため、PCのファンに埃がたまっていないか、使用する部屋の室温は高くないかなどもチェックしてください。
またssd はusbなどと同じフラッシュメモリを採用しています。
usbでもよくあるように、長期間使用しないでいるとデータが飛んでしまうことがあります。
このように寿命は使い方によりかわってくるものなので、ssdの弱点に気を付けてより長持ちさせたいですよね。
まとめ
ssdの寿命は5年といわれています。
ssdは読み書きの回数が多いほど寿命が近づきますが、内部にフラッシュメモリを採用しているため長期間使用しないとデータが飛んでしまうことはよくあります。
よって、使用頻度が高ければ寿命も短くなり、使用頻度が極端に低い場合には故障の注意が必要です。
ssdは故障の際のデータの復旧が困難なために寿命や故障にいち早く気づき新しいSSDにバックアップする必要があります。
起動速度も速く、物理的衝撃にも強く魅力的ですので、弱点には気を付けてできるだけ長い寿命で使用したいですね。