パソコンの使い方などを調べていると、ブラウザやキャッシュという言葉を目にすることがあると思います。
しかし、その言葉が何なのかよくわからないという方は多いのではないでしょうか。
そこで、パソコンを使う上での基本といえるブラウザのキャッシュについて詳しく解説します。
パソコンブラウザキャッシュの役割とは？保存される場所について
ブラウザキャッシュとは
ブラウザとは、インターネットで様々なサイトを閲覧するときに使うソフトのことです。
「Google chrome」や「Internet explorer」、「Safari」などがこのブラウザにあたりあます。
そして、キャッシュとは、パソコンやスマートフォンに一時的にウェブのデータを保存しておくことです。
こうすることで、次に見る時にすばやくデータを開くことができます。
要するに、ブラウザキャッシュとは、パソコンが一時的に保存してくれているインターネット上のホームページなどのデータのことです。
保存される場所
では、ブラウザキャッシュはどこに保存されているのでしょうか。
ブラウザのキャッシュが保存されている場所は、それぞれのブラウザによって異なります。
例えば、Google chromeの場合は、「C:＼Users＼<ユーザー名>＼AppData＼Local＼Google＼Chrome＼User Data＼Default＼Cache」というURLをエクスプローラーに打ち込むことでキャッシュを確認することができます。
ちなみに、ユーザー名の部分は使っているパソコンによって違います。
Internet explorerの場合は、歯車の形をした「ツール」のマークをクリックし、「インターネットオプション」を選択します。
そして、インターネットオプションの中の「全般」をクリックしたら、「閲覧履歴」の中の「設定」を選びます。
設定をクリックすると、「インターネット一時ファイル」があるので、その中の「現在の場所」にあるキャッシュの保存先のパスを確認します。
最後に「ファイルの表示」をクリックすると、保存されたキャッシュを確認できるといった手順です。
パソコンブラウザのキャッシュは消えていく！有効期限とは？
ブラウザのキャッシュは保存されると、いつまで残るのでしょうか。
基本的には、キャッシュの保存できる容量が決まっているため、保存容量が限界に達すると古いものから消えていく仕組みになっています。
しかし、このキャッシュが蓄積されていくことでのブラウザの動作が遅くなるなどの原因になってしまいます。
ブラウザのキャッシュは削除できるため、こまめに消去することで重たくなって速度が落ちるのを防げます。
また、キャッシュの有効期限は設定することもできるので、保存期間を調整することが可能です。
こまめに削除するのが面倒な人は、有効期限を短めに設定しておくといいでしょう。
まとめ
ブラウザのキャッシュがあることで、一度見たホームページを再度閲覧するときに瞬時に表示してくれるためとても便利です。
しかし、キャッシュがたまっていくことで、重たくなりパソコンの処理能力が遅くなる原因になってしまします。
キャッシュはたまってきたらこまめに削除することで、ネット環境を快適に使えるようになるので覚えておきましょう。
