カフェやお家などでリラックス効果のある観葉植物としてだけでなくおしゃれなお部屋づくりのインテリアとしても大活躍する多肉植物。
そんな多肉植物ですが、きちんと植え、育てていくには受け皿となる鉢が必要です。
ここでは鉢の選び方やどんな鉢がおすすめなのかをご紹介します。
多肉植物は多湿に弱い!水はけをよくするために鉢は穴ありを選ぼう!
まず多肉植物とは、中南米や南アフリカの砂漠地帯、海岸地帯などの乾燥地帯生まれの植物です。
つまりほとんど雨が振らず、太陽がさんさんと輝く土地でたくましく生きている植物。
このことから分かるのは、乾いた環境が大好物ということ。
逆に言えば多湿にはとても弱いです。
湿気にさらされすぎると枯れてしまうこともあります。
お世話に失敗する人の多くの原因が水のあげすぎです。
そこで「底に穴が空いているもの」をチョイス。
これが鉢選びのポイントです。
底に穴が空いている事によってそこから水が排出され鉢の中の湿気がこもりにくくなります。
少しくらい水をあげすぎても水はけがいいので「根腐れ」を防ぐことが出来ます。
多肉植物の鉢に底穴がない時の対処法とは?底石をうまく使う!
鉢からこだわりをもって取り組みたい人もいると思います。
「基本的に鉢は底に穴が空いているものがおすすめ!」と言いました。
でも、自分が使いたいと思っている鉢に必ず穴が空いているとは限りません。
自分で穴をあけられる素材もあるかもしれません。
それでもどうしても穴をあけることが出来ない素材もありますよね。
「その場合はどうするの?諦める?」…答えは、「いいえ!」。
底石をうまく使う方法があります。
使い方は、土を入れる前に底石を入れるだけ。
底石の役目とは「いらない水をスムーズに出す排水性」と「鉢底からほどよく空気を取り入れる通気性」です。
これらはとても重要です。
お気に入りの鉢に底穴がない場合は底石をうまく活用して下さいね。
まとめ
多肉植物を植える・育てる上で縁の下の力持ち的な存在の鉢について書いてきましたが、いかがでしょうか。
どうしても主役の多肉植物ばかりに目が行きがちですが、鉢の存在はとても重要です。
確かに多肉植物は比較的どんな容器でも育てられますが、きちんと注意するポイントを抑えながら自分好みの鉢を選んでいただければと思います。