フェンシングは、ヨーロッパで発祥した剣を使うスポーツ競技です。
剣を片手で持つ二人の選手が、有効面を狙って戦います。
また、フェンシングは3種類あり、ルールや有効面が種目によって異なります。
さて、これからフェンシングを始めるにあたって最低限必要なものとおおよその金額をみていきましょう。
フェンシングに使うものとは?剣や用具の値段についてご説明!
日本では、初心者はまずフルーレから始めるのが一般的です。
そこで、フルーレに必要最低限の用具をご説明します。
⒈ フルーレ剣(約10,000円~)
⒉ マスク(約10,000円~)…顔のマスクです。
⒊ グローブ(約2,000円~)
⒋ 半袖プロテクター(約6,000円~)…利き腕側の胴体をガードします。
⒌ ユニフォーム(上着)(約13,000円~)…白く、厚手の上着です。
⒍ ユニフォーム(ズボン)(約10,000円~)…上着と対のズボンです。
⒎ メタルジャケット(約10,000円~)…フルーレ用。ファイティングに必要です。
⒏ ボディーコード(約3,000円~)…剣とメタルジャケットに電気を通します。
その他、運動靴(室内用の運動靴でもいいですが、フェンシング専用の靴もあります。)、膝までのハイソックス(通常の白いハイソックスでもいいですが、厚手でフェンシング専用のものもあります。)などが必要です。
更に試合に出るために必要で、できれば揃えたいものは
⒈ 予備のフルーレ剣、グローブ、ユニフォーム、メタルジャケット、ボディーコード。
⒉ ビブ付きFIEマスク 約25,000円…中学生以上の試合で必要です。
⒊ FIE半袖プロテクター 約10,000円…最近では小学生でも必要です。
⒋ ブレストプロテクター(チェストプロテクター) 約6,000円~…プラスチック製のプロテクターで、女子はたいてい着けます。
⒌ 剣袋 約3,000円~…剣を持ち運ぶための袋。
⒍ 道具一式を入れる袋
⒎ 小袋(試合会場の試合台まで、グローブや水筒などを持ち運ぶためのものもの)
フェンシングの種類によって用具は違う?初心者にかかる費用とは?
フェンシングの種類は、フルーレとエペとサーブルの3種類です。
用具の違いは剣とボディーコードです。
そして、エペはメタルジャケットが必要なくなります。
初心者はフルーレから始めると思いますので、運動靴やハイソックス、試合に出るために用意したい予備などは考えないとすると、最初にかかる費用は約64,000円~となります。
まとめ
いかがでしたか。
中学、高校に入学したらフェンシング部に入りたい!というお子様。
フェンシングはとても魅力的な競技ですが、初心者でも必要な用具は高価ですね。
フェンシングの用具はレンタルもありますので、上手に利用して是非フェンシング部を楽しんでもらいたいですね。