万年筆インクの劣化を防ぐには?正しい管理の方法を解説します!

近年パソコンが普及し、文字を書くことが少なくなってきましたね。

鉛筆やシャープペンシルなどの筆記具の中でも、特に使用する機会が減ってきた万年筆。

そんな中、あえて万年筆を使う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも買ったはいいものの、どのように管理をしたらいいのか分からないケースもあるでしょう。

この記事では万年筆インクの管理方法についてまとめてみました。

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万年筆インクの寿命と交換の目安はどれくらい?

万年筆のインクの寿命は2~3年と言われています。

インクの中に含まれる防腐剤の効果がこれくらいなのだそうです。

ただし長くても2~3年と言われているので、保管方法が悪ければもっと短くなります。

早めに使い切ることをおすすめします。

保管方法が悪いとインクにカビが生えてしまいます。

2~3年以内でも、インクの入れ物の中に何か浮いていたり、変な臭いがしているときは使用せず、交換しましょう。

万年筆インクの保管方法と管理のポイントを紹介!

ここからは万年筆とインクの保管方法とポイント、合わせて注意点などについてまとめてみました。

・インクは冷暗所で保管する

インクの保管の基本は冷暗所です。

直射日光や蛍光灯が当たらない場所です。

購入した時のインクの箱に入れ、ケースや棚などにしまっておくといいでしょう。

ただし冷蔵庫での保管はNGです。

インクが乾燥してしまい、劣化してしまう可能性が高いからです。

毎日使用する

実は毎日万年筆を使うことが一番のお手入れ方法と言われています。

毎日使うことで万年筆の内部でインクが固まってしまうことを防ぐことができ、長く使い続けることができます。

・インクは混ぜないで使う

メーカーが同じインクであっても、インク同士を混ぜてはいけません。

混ぜると化学変化が起き、思わぬトラブルになるケースがあります。

中には混ぜても大丈夫なインクもありますが、基本的には混ぜないで使いましょう。

・入れ替えるときは丁寧に洗う

インクを別の色に入れ替えるときは万年筆の内部をしっかりと洗いましょう。

洗い方はコップに水を入れ、万年筆を浸けます。

すると万年筆内部の残インクが溶け出しますので、完全に溶け出すまで待ちます。

その後はしっかりと乾燥させましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

文字を書くことが少なくなってきた時代ですが、想いを届けるにはやはり直筆が一番ですよね。

ぜひ参考にしてみてください。

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