発泡スチロールを着色したい!塗装の仕方はどうするの?

子どもの夏休みの工作や、文化祭の準備またはコスプレの小道具制作などをすることになり発泡スチロールの塗装をすることに!

しかし作品の土台はできたものの、発泡スチロールの塗装ってどうやればいいのか悩むことはありませんか?

どんな塗料を使うべきなのか、また下地は塗るべきなのか。

そもそも、そのまま直に着色することは可能なのか。

今回はそんな疑問を解決すべく、発泡スチロールの塗装についてお教えします!

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発泡スチロールの塗装をしよう!下地って必要なものなの?

最初に言ってしまいます。

下地は無くても塗装することは可能です。

しかし、下地無しで塗料を直接塗布してしまうと、結構早い段階からボロボロと塗装が剥がれてくることがあります。

外で使用するものなら尚更です。

なので長く保ちたいと考えるなら、やはり下地はあったほうが良いのです。

下地は何を使えばいいの?

では、実際に使用する際は何を使えばよいのでしょうか。

そこまで本格的にやるわけではないけれど、それなりにキチンとしたものにしたい。

そんな時は、木工用ボンドなどの接着剤を水で薄めて全体にしっかりと塗って下地にします。

塗料が剥がれるのを防ぐことが出来るのと同時に、発泡スチロールの強化にもなります。

また、本格的にしっかりとした塗装を施したい。

そんな時は発泡スチロール専用のプライマー(下地塗料)を使用がオススメです。

専用の下地剤になるので発泡スチロールを溶かすこと無く使用することができ、上塗塗料をしっかりと塗布することができます。

下地を使わないけどしっかり塗装したい

下地は無しで、でもそこそこしっかり塗装をしたいそんな場合もあるかとおもいます。

そんなときは目の細かなサンドペーパーで塗装したい部分の発泡スチロールの表面に、細かな傷をつけてください。

この時力を入れすぎしまったり、目の粗いサンドペーパーを使用してしまうと必要以上に表面が削れてしまい作ったものがボロボロになってしまうことがあるので注意が必要になります。

発泡スチロールを塗装したら溶けちゃった!どんな塗料を使うべき?

買ってきた塗料を使って塗ったら、発泡スチロールが溶けてしまった!

これではせっかく作った物なのにと残念の気持ちになってしまいます。

まず頭に置いて欲しいのは、発泡スチロールは油性塗料を使うと溶けてしまうことがあります。

なるべく水性塗料を使うようにしてください。

下地を塗るならまだ大丈夫ですが、直に塗布する様なら水性塗料を使って塗ることが大切です。

塗料の種類は様々、用途別や使いやすいものを選ぶ

水性塗料が良いと分かりいざお店へ買いに行った時、陳列棚を見るとスプレー缶のもの、ペイントタイプのもの、ペンキなど沢山の種類が並んでいます。

ポスターカラーや絵の具でも塗装することは出来ますが、劣化してしまうのが早く剥げ落ちてしまいます。

長く置いておきたい、展示したいなどであれば用途に発泡スチロール塗装の表示があるものを使うのが良いです。

そんな塗料の中でも、ムラなくサッと塗ることが出来るのがスプレータイプの塗料です。

あまり慣れていない人でも楽に扱うことができるため、簡単かつ均一で綺麗な見た目にしたい場合の使用にオススメです。

一方で、レンガ風にしたい手作り感を出したいという場合には筆塗りをすると風味が出ます。

このとき気持ち粗めにザザッと塗ると一層味が出すことが出来ます。

また他にもローラー塗りと言い、掃除で使うコロコロのようなスポンジで出来たもので塗る方法もあります。

しかしこちらは、曲面には向いていないので板などに塗るときに使用すると一気に塗り上げたいときにやってみてください。

塗ったら必ず乾いたか確認!

どの塗料もそうですが、塗ったらしっかりと乾かすことも大切です。

特に何度も重ねて厚塗りにした場合は気をつけてください。

もし乾いていないと、塗ったものが手について剥げてしまったり、剥げなかったものの指の跡がしっかりとついてしまった…などの小さな失敗に繋がってしまうことがあります。

塗料の中には速乾のものもありますが、どんなものでも必ず日陰の風通しの良い場所でしっかりと乾かすようにしてくださいね。

もし乾いているのかどうか、怪しいなと思った時は万が一を考えて長めに乾燥時間を確保してください。

まとめ

いかがでしょうか。

今はDIYなどの流行もあり、下地も塗料も手軽に手に入れることができるようになっています。

また大きなホームセンターやネットなどを見ると色付けの塗料の他にも、艶出しのものや撥水加工効果のある上塗塗料などがコーディング塗料として買うことができます。

しかし塗料を扱う際には、風通しの良いところで使う様にするという注意もあります。

是非、作る際はきちんと換気をして楽しみながら制作をしてみてください。

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