妊娠中に葬式に参列することは様々な迷信がありますが、マナー的には問題ありません。
しかし困るのが服装です。
お腹が大きくなってくると所有している喪服を着ることができなくなります。
この記事では妊婦さんが葬式に参列する時の服装についてまとめてみました。
柄がなければ黒タイツでもOK!妊婦の葬式に参列する服装とは?
葬式に参列する時は喪服が一般的ですが、妊婦などやむをえない事情があるときは喪服でなく、それに準ずる服装であれば失礼ではないとされています。
黒を基調とした服装を選び、ワンピースや黒の上下で代用することができます。
黒がない場合はグレーや濃紺でも構いません。
ただし光沢のある素材は避けましょう。
また体を冷やさないようストッキングではなく、黒色のタイツでも問題ありません。
身体への負担の少なさを最優先にした服装選びをしましょう。
マタニティ用喪服も販売されています。
お腹周りの締め付けがほとんどない作りになっているので、参列中も体に負担をかけにくい服装になります。
マタニティ用喪服は、そう何度も使用するものではないと思いますので、購入ではなくレンタルをすることも手段の一つです。
レンタルショップにもよりますが、ネットから申し込みをして最短で翌日中に届きます。
価格も購入するよりも抑えられるため、購入して箪笥の肥やしになるよりはいいかと思います。
周囲の理解を仰いでおこう!妊婦の葬式の服装マナーとは?
葬式などの冠婚葬祭では地域によってはしきたりが存在するため、喪服ではない服装で参列する時は事前に周囲に理解を仰いでおくほうがいいでしょう。
事前に理解をしておいてもらえれば服装だけでなく、急に体調が優れなくなったときにすぐに対応してもらえることができます。
参列者全員に伝える必要はありませんが、少なくとも喪主の方や担当者、葬儀場のスタッフにはその旨を伝えておくといいでしょう。
葬儀の途中で体調が悪くなったときは我慢をせず、一言断りを入れて一度退出するなど無理をせず体調の回復に努めてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
妊娠中の体は思っているよりも変化が大きく、匂いなどにも敏感になっています。
ご自身の体調を最優先に考え、葬儀に参列しましょう。
また体調が優れない時は、参列せず弔電を出すなどでも構わないとされています。
迷ったときは医療機関に相談してみるのも一つの手です。