自転車のライトがまさかの球切れ!ライトをつけないと違反になる?

夜間歩いていて、暗闇から急に自転車が出てきてびっくりした経験、ありませんか。

もしくは自転車に乗っていて急に暗闇から人が出てくる。

どちらもとっても危険な事故につながります。

自転車が急に球切れした時、仕方がないからとライトはつけないまま走っちゃいますよね。

急なことだからと甘く見ていると、大変なことになるかもしれません。

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自転車の夜間無灯火は違反!2015年に道路交通法は改訂されている!

急な球切れで仕方なくても、自転車の無灯火は道路交通法違反になってしまうんです。

2015年の6月1日に、道路交通法が改訂されました。

これまで大丈夫だろう、いいだろうと思われていた些細なことも違反になります。

無灯火はもちろん、イヤフォン禁止、スマホ(ながら運転)禁止、自転車での犬の散歩禁止、二台以上の並走禁止など。

ちなみにこれらの違反を三年以内に二回以上行い切符を切られた場合には、「自転車運転者講習」を三時間、5700円支払って受けなければいけません。

無視していると5万円以下の罰金も追加されます。

無灯火に関する違反は、道路交通法第52条(以下)で取り締まられます。

「車両等は、夜間(日没時から、日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。)」

自転車は軽車両なので、夜間のライト点灯が義務付けられています

乗る前にはライトがつくかどうか点検するのも大事です。

故障していると気づいたら、修理するまで乗らない、すぐに修理しに行く、を徹底したほうがよさそうです。

無灯火で違反した場合の5万円以下の罰金も取られますので、おとなしくライトを修理しに行ったほうが安く済みますよね。

もし修理する前にどうしても乗らなければいけないときは、必ず懐中電灯を括り付けましょう。

100均で買える、電池式の自転車用ライトを取り付けるのもいいと思います。

そしてできるだけ速やかに修理することをおすすめします。

自転車でも保険に!無灯火で事故を起こす危険性!

自転車が自動車と交通事故を起こしたら、大抵自動車側の責任が重くなりますが、夜間に自転車が無灯火運転をしていた場合は、自転車側の過失の割合も多くなります。

無灯火の時点で道路交通法に違反していますので、自分が自動車とぶつかってしまったときに損害賠償の額が減ってしまうのです。

ところでみなさんは自転車の保険にはいっていますか。

自動車だけではなく、歩行者と衝突してけがを負わせてしまったら、もし不幸にも死亡させてしまったら。

実際のケースでも、高額賠償は数千万、億単位の請求がありました。

自転車の保険は自動車の保険と違い、一部の地域でしか義務付けられていません。

危険な無灯火運転を絶対にしないのは当たり前ですが、万が一事故を起こしてしまったことを考えて、自転車の保険に入るのも大事です。

まとめ

自転車は気軽にだれでも乗れる分、安全の意識が少なくなっているように感じます。

夜、ライトが急に球切れしてしまったら、危ないので押して歩くことも頭に入れてくださいね。

無灯火運転は道路交通法違反、犯罪です。

自転車の運転で誰も傷つけるようなことがないように、私も気を付けたいと思います。

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