日本の伝統文化でもある盆栽は、中高年の方の趣味としてとても人気を集めています。
盆栽を世話することで、心が穏やかになったり、日本の四季を感じたりとても奥深い趣味といえるでしょう。
中でも、もみじは季節によって様々な表情がみられることで大変人気の樹種です。
では、どのように作ったらいいのでしょうか?
盆栽でもみじを育てるコツややり方についてご紹介していきます。
盆栽は小さめに作るのがコツ!失敗しないもみじの作り方とは?
接ぎ木とは
接ぎ木はいくつかの枝を人為的にひっつけて一つの植物にするという技法です。
この技法は経験や知識やセンスが求められるため盆栽初心者には少し難しいともいわれています。
しかし、接ぎ木の中でも「呼び接ぎ法」という技法は失敗しても何回でもやり直しができるため、初心者でも簡単にできるのでおススメです。
初心者はミニ盆栽から
盆栽の中でも手軽に始められるのが、ミニ盆栽です。
高さも10センチ以下とサイズも小さく、植え付けも簡単で狭いスペースでも育てることができます。
また、お部屋のインテリアに合わせたりと気軽に楽しめるので、初めての方にはぴったりの盆栽といえるでしょう。
失敗しないもみじの作り方
盆栽初心者がよくやってしまう失敗が枯らしてしますことです。
せっかく育てた盆栽を枯らさないためにも、その樹種の特徴や手入れを行う時期を間違えないようにしましょう。
まず、もみじの特徴を知っておきましょう。
もみじは、日当たりと風通しがよい場所、そして水を好む樹種です。
ただし、夏の直射日光には弱いので注意して栽培するようにしましょう。
また、3~5月は芽摘み、5月上旬から葉切りをします。
5月下旬~6月、秋、2月下旬~3月の間に剪定するようにしましょう。
そして植え替えは2~3月となります。
手入れの時期に合わせて作業するようにすると失敗を防ぐことができるでしょう。
盆栽初心者でも大丈夫!もみじの植え替え時期を知っておこう!
植え替えのタイミング
盆栽には植え替えという作業が必要不可欠になります。
成長するとともに、鉢の中が根でいっぱいになり、水の吸い込みが悪くなったり、鉢の下から根が出てきてしまったりします。
そこで定期的に植え替えが必要になるのです。
盆栽の中でも、もみじの植え替えは一般的に2~3年に一度といわれています。
頻繁に植え替えしなくてもいいので、盆栽初心者でもハードルが低いです。
しかし、もみじは、根張りしやすいため、定期的に状態のチェックが必要になります。
鉢の下から根が見え始めたり、表面の土が避けてきたりすると植え替えのタイミングです。
また、植え替えの季節は芽が伸び始める2月~3月か、植物の回復力が早い梅雨の時期がおすすめになります。
まとめ
もみじは、盆栽初心者の方でも比較的育てやすい樹種です。
秋には紅葉するので、趣もあり初めて盆栽を作る人でも飽きずに楽しむことができるでしょう。
育て方のポイントを上手におさえて、秋に向けてもみじ盆栽を作ってみましょう。