盆栽というと、ちょっと難しそうなイメージを持っている方が多いかもしれません。
しかし、最近では室内で育てられたり、小さめサイズのものだったりと初めての方でも気軽に楽しめる種類がたくさん出ています。
そこで、初心者でも育てやすい種類や人気の樹種についてご紹介していきます。
盆栽初心者でもできる!室内でも育てられる種類をご紹介!
室内で育てるときのポイント
室内向きの盆栽だからといって、1年中室内に置きっぱなしにしてしまうと枯れてしまいます。
盆栽は日光や風通し、湿度や温度がとても重要になります。
室内でも、窓側など日当たりがよく、風通しのいいところに置くようにしましょう。
また、乾燥に弱いためエアコンの風が直接当たらないようにすることも大切です。
盆栽にとっては自然の環境の中で育てるのが一番良いです。
ずっと室内ではなく半日~2日置くらいのペースで外に出してあげるようにしましょう。
室内で鑑賞したい場合は、いくつか盆栽を育て交代で室内へ置くようにするといいでしょう。
室内向きの樹種
初心者でも育てやすい室内向きの樹種を3つご紹介していきます。
まず一つ目は、桜です。
日当たりを好む樹種ですが、半日陰にも適応できる種類です。
水やりは週1~2回くらいで、風通しのいい窓際に置くようにするといいでしょう。
二つ目は、カエデです。
カエデは丈夫で室内での環境にも耐えられる力を持っています。
秋には紅葉するので、四季を感じられる人気の樹種です。
初心者の方でも飽きずに育てることができるでしょう。
三つ目は、ヤマモミジです。
小さいサイズで、秋には赤く紅葉するので初心者でも楽しむことができます。
日当たりと風通しを好みますが、夏の日差しに弱いので夏場は室内の方が向いていたりします。
室内でも、直射日光のあたらない風通しのよい場所に置いてあげるといいでしょう。
盆栽初心者におすすめ!きれいな花が咲く桜は人気の樹種!
盆栽初心者に特に人気の樹種といえば、きれいな花の咲かせる桜です。
日本にはお花見をする文化あり春にはかかせない花になります。
室内でも桜を愛でることができるのが盆栽の魅力といえるでしょう。
桜にも様々な種類がありますが、その中でも初心者さん向きなのが「一才桜」です。
花がつきやすく、咲いている期間も長いので初めて盆栽をされる方によく選ばれている種類になります。
日当たりや、水やり、夏の高温や日差しに注意しておけば、比較的強くて丈夫な種類になるので育てやすいです。
毎年春にはかわいらしい八重の桜を咲かせてくれるでしょう。
まとめ
盆栽初心者の方でも、モミジや桜など誰もが知っている趣ある樹種を育てることができます。
室内だと、人の手で植物にとって心地よい環境を作ってあげる必要がありますが、それも盆栽のおもしろさです。
愛情込めて育てることで、きれいな紅葉やかわいらしい花を咲かせてくれるでしょう。