毎日使うシーツは、1週間に1度の頻度で洗うのがおすすめ。
毎週決めた日に洗濯するというご家庭も多いでしょう。
でも、家族全員のシーツを家庭用の洗濯機で洗うのは大変!
干す手間もかかるし場所もとる!
せっかくの休日が洗濯で終わってしまわないよう、ここではコインランドリーを使用してちょっとラクする方法とそのメリットをご紹介します。
シーツの洗濯にコインランドリーをおすすめする理由
アレルギー予防に!高温乾燥でダニを死滅させよう!
小さなお子さんがいるご家庭では、特にダニやハウスダストに気を付けているかと思います。
小まめにシーツに掃除機をかけ、洗濯しているだけでももちろん予防になります。
でも、それでダニの死骸やハウスダストは除去できても、生きているダニにはあまり効果はないかも。
一般的に、ダニは水に長時間付けていても死滅しないと言われています。
ダニの手足はかぎ状になっているため、繊維にしがみついて洗濯機の水流にも流されない上に、掃除機の吸引力にも負けないと言います。
では、このしぶといダニを死滅させる方法はというと、60度以上の熱を加えるということです。
そこでおすすめするのが、コインランドリーの乾燥機です。
コインランドリーの乾燥機は機種にもよりますが、その温度は高いと80度くらいになります。
温度設定を選べるものであれば、60度以上を選べばまず間違いなくダニは死滅するでしょう。
ニオイ予防に!高温乾燥は生乾き臭の原因菌にも効く!
家庭で洗ったシーツなどは、どうしても生乾きになってしまうことがあります。
そしてそれが繰り返されると、あのイヤな生乾き臭が発生してしまうことも。
実は、あのイヤな臭いの原因菌も熱に弱いんです。
およそ60度以上の熱を加えると菌の増殖が防げると言われています。
コインランドリーの乾燥機を使えば元の爽やかなシーツに戻るでしょう。
シーツなどをコインランドリーで洗濯する時の注意点
まず、シーツなどを洗濯から乾燥まで一度に行う場合は、洗濯表示を確認しましょう。
ここに、「タンブラー乾燥はお避けください」「タンブル乾燥禁止」などの表示があったら要注意。
高温になる乾燥機は使えません。タンブラー(タンブル)乾燥とは、洗濯槽で洗濯ものを回転させながら乾燥させることです。
平成28年から洗濯マークの種類が増え、このタンブル乾燥禁止マークも新たに加わりました。
丸と四角を組み合わせたシンプルなデザインとなっていますので、消費者庁のホームページなどで確認しておきましょう。
次に、シーツなどを洗濯機に入れる前には「洗濯槽洗浄」を行いましょう。
最近のコインランドリーではこの機能を備えているものが多くあります。
前に利用した人の汚れが付かないように、洗濯槽自体をまずは洗濯するのです。
洗濯機の容量は、洗濯ものの量によって違ってきますが、シーツが2枚以上であれば10kg以上のものを選びましょう。
洗濯機にぎちぎちに詰め込んではいけません。
容量に余裕のある洗濯機を選べば、シーツ以外にも枕カバーや布団カバーなども一緒に洗えます。
コインランドリーでシーツを乾燥機にかけるとしわになるってホント?
コインランドリーで洗濯するといくらかかる?
ここまで、コインランドリー使用のメリットをご紹介してきました。
でも、毎週コインランドリーで洗濯するとなると出費も気になります。
コインランドリーで洗濯から乾燥までかけると、容量にもよりますが、およそ1,000円前後かかります。
もう少し安く抑えたい場合は次の方法がおすすめ。
まず、洗濯は各ご家庭で脱水まで済ませる。
そして、乾燥だけコインランドリーの乾燥機を利用するという方法です。
乾燥だけだと、シーツの量にもよりますが、40~50分あればほぼ大丈夫。
乾燥機は10分で100円前後のところが多いので、だいぶ費用は抑えられます。
シーツをしわなく乾燥させるためのポイント
ところで、洗濯物を乾燥機にかけるとしわが気になるという方も多いはず。
これは、コインランドリーの乾燥機もそうなのでしょうか。
コインランドリーの乾燥機は、家庭用のものとは違い、より高温で中の洗濯物はアイロンをかけた状態に近いそうです。
なので、ポイントとしては乾燥が終わったらすぐに取り出すこと。
そして、生地を手でのばしながら畳むこと。
これでだいぶしわは抑えられるはずです。
もう一つは、シーツを半乾きの状態で乾燥機から取り出し、吊るして干して乾燥させる方法です。
これだと、シーツ自体の重さでしわを伸ばしながら乾きます。
少し手間と場所を取りますが、乾燥にかける費用も安く抑えられるというメリットがあります。
まとめ
コインランドリーを利用すれば、大きなシーツもわずか1時間前後で洗濯できてしまいます。
お天気が悪い時や、花粉や黄砂が気になる季節などもコインランドリーを利用すれば、外に干す心配をしなくても済みますね。
いつものお洗濯をたまにはコインランドリーで済ませて、空いた時間を趣味や家族との時間にあててみてはどうでしょうか。