紫色の花を咲かせる藤ですが、品種によってはピンクや白い花を咲かせるものもあります。
丈夫で育てやすいと言われており、比較的簡単に管理できる藤ですが、どのような手入れが適しているのか。
この記事では藤の手入れの仕方などについてまとめてみました。
盆栽の藤は香りも最高!初心者でも簡単手入れや剪定の仕方とは?
藤の手入れの仕方についていくつかの項目に分けてまとめてみました。
・置き場所
日当たりのいい場所に置きましょう。
冬の時期は太陽を必要としないため軒下や暖房の当たらない室内でも管理ができます。
開花間近となる3月ころは霜にあたるとつぼみが落ちてしまうことがあるので注意が必要です。
・水やり
乾いたときにたっぷり与えましょう。
冬場に水切れを起こすとキレイな花が咲かなくなってしまいますので、注意してください。
・肥料
春から秋にかけて月に1度、固形の肥料を鉢に置きましょう。
・剪定
落葉したら花芽を3個ほど残し、枝を切りましょう。
不必要な枝や枯れてしまった枝も切ります。
3月ごろまでには剪定を終わらせておくことがいいです。
花が咲いた後は葉が伸びて混みあってくるので、風通しが良くなるよう枝元から何本か切りましょう。
・芽摘み
春から伸び始める蔓には花はつかないので、春から伸びた蔓が4~5節ほどに伸びたら1芽を残して、残りを摘んでしまいましょう。
藤は葉がついてない枝元にも芽がついているので、短く切り詰めても問題ありません。
特に若木では蔓を長く伸ばしてから詰めてしまうと節の長い枝になってしまうので、短いうちに芽摘みしておくといいです。
・針金かけ
藤は基本的に剪定などで枝を整えるため、針金かけを行うことは少ないです。
どうしても行いたい時は無理に曲げないようにして行いましょう。
盆栽の剪定と同時に始めよう!藤の植え替えの時期と方法とは?
藤の植え替えの時期は3月ごろが適しています。
ちょうど剪定を行う時期ころと覚えておくといいですね。
たくさん花をつけるには根の生長を抑え、枝を徒長させないほうがいいので、どちらかというと小さめの鉢に植え替えましょう。
ただ植え替えは毎年行う必要はありません。
若木や小さいものは2年に1度を目安に、成木は2~3年に1度を目安に植え替えをしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
きれいな盆栽を管理するには日頃の手入れが必要不可欠ですよね。
参考にしてみてください。