暑さが厳しい季節、夏。
エアコンは快適な生活を送る上で必須です。
でも一日中働いているエアコンも昼過ぎになるとだんだん効きが悪くなってきます。
もうエアコンの買い替え時?と考えず、ちょっとエアコン周囲の環境を見直してみましょう。
まずフィルターのお掃除はできているでしょうか?
フィルター掃除ができていないとエアコンの効きが悪くなってきます。
それから、使っているエアコンは今の部屋の広さに合ったものなのかも大事なポイントです。
それから、最近話題なのが室外機周りの環境です。
エアコンの室外機というのは室内の空気を取り込み、熱だけを取り除いて室内に冷たい空気を戻す役目を果たします。
この室外機の周りが熱くなっていると熱を逃がしにくくなり、冷房効率が下がることになります。
なので、室外機を冷やしてあげること、これが冷房効率を上げるヒントと言われています。
室外機を冷やすとエアコンがよく効く!タオルで冷却する方法とは?
では効果的に室外機を冷やすにはどうしたらよいでしょうか。
今、話題となっているのがタオルで冷やすという方法です。
これは実際にメーカーで検証されたわけではないので、メーカーから推奨されている方法ではありませんが、室外機を冷やすという考えからすると試す価値ありです。
タオルで室外機を冷やす方法とは、室外機の上に水入りのバケツを置き、タオルを室外機の天板に広げます。
広げたタオルの端をバケツの水に浸しておくとタオルに含まれた水分が蒸発するときに 気化熱が発生して室外機の天板を冷やしてくれるというものです。
ただし、この方法ではタオルが風などで飛ばされて落ちて室外機の吸い込み口や吹き出し口をふさぐようなことになったら逆に室外機の働きを邪魔してしまいます。
また、バケツが落ちて周囲の人や物を傷つけないように安全な方法を考えるべきです。
さらには、バケツの水は入れっぱなしにしておくとボウフラがわいたり、カビの原因、悪臭のもとになったりとトラブルの種となってしまいます。
室外機をきちんと管理するマメさが必要です。
室外機を冷やす方法はまだある!氷を使った冷却方法をご紹介!
では、タオルよりもっと熱を取り去ってくれる方法として氷を天板に載せてみたらどうなるでしょうか。
天板を通して室外機を冷やすという考えから見ると氷を使って室外機を冷やすというのは合理的なようです。
ただし、炎天下では氷はすぐに解けてしまいますし、解けたら水ですから、機械である室外機の内部に水が浸入しないようにという配慮も必要です。
まとめ
室外機を冷やすというのが冷房効率を上げる方法であることは間違いありません。
室外機を冷やす方法としてタオルや氷を使うのは一つの解決策とも言えます。
ですが、結局は室外機を軽んじるのではなく、エアコンの重要な一部として室外機の手入れをきちんとすることが大事です。
室外機の周りが熱すぎることにならないように風通しの良い環境づくりをすることが冷房効率アップのヒントです。
いくら暑くても丁寧に一つ一つの道具を使うマメな心遣いを大事にしたいものです。