万年筆を使っていると、最後に残ったインクが吸い上げられなくて困ったという経験はないでしょうか。
万年筆のインクはそれなりの値段がするので、できれば、最後まで使い切りたいものです。
そこで、万年筆のインクを最後まで使い切る方法や、あると便利なアイテムについてご紹介していきます。
ちょっと工夫するだけで、最後まで使うことができるのでぜひ参考にしてみてください。
万年筆のインク瓶の残りを吸い出すおススメのツールは?
インクリザーバー
ボトルの下に溜まったインクを無駄なく吸入できるアイテムがインクリザーバーです。
まず、インクリザーバーという道具をボトル内に入れて蓋を閉めます。
その後、ボトルをひっくり返して元に戻します。
そうすると、リザーバーにインクが溜まっているという仕組みです。
このインクリザーバーは、瓶に合うサイズのものを買わなくてはいけませんが、500円前後で購入できるので一つあるととても便利です。
インクボトルの箱
インクが少なくなってきたときに使えるのが、インクボトルが入っていた箱です。
まず、空の箱の口をあけましょう。
その口の部分にインクがこぼれないようにボトルを斜めに傾けて乗せます。
そうすると、片方のボトルの隅にインクが溜まってきます。
インクの液面が少し上がるので、吸い出しやすくなります。
箱を捨ててしまってない場合は、他のものでも代用可能です。
片方のボトルの底に何かで高さを出して、斜めに傾けてキープできるようにしましょう。
小さいボトル
少なくなってきたインクを小さいボトルに移し替えるという方法もあります。
より小さなボトルを使うことで液面が上がり、インクが吸入しやすくなります。
ただし、プラスチック製のボトルは、インクの成分で溶けてしまう場合もあるので注意が必要です。
移し替える場合はガラスの小瓶が安全でしょう。
万年筆にインクを補充するならスポイトで移すのが一番簡単!
インクを使い切る方法の中でも、一番手軽で確実な方法がスポイトで移す方法です。
化粧品用のスポイトを使って万年筆に直接インクを入れると簡単に補充ができます。
また、化粧品用のスポイトは100円ショップでも売られているので、手に入りやすくコスパも最強です。
インクが少なくなってきたら、スポイトを使って残りのインクを吸い出して移してみましょう。
簡単にボトルの底に残ったインクを最後まで使い切ることができるのでおススメです。
まとめ
このように、インクボトルの底に溜まったインクを吸い出すのは、意外と手軽にできることがわかります。
高いコストをかけずにできるものが多いので、せっかく買ったインクを無駄なく使うためにぜひ試してみましょう。