出産して最初のイベントになるのが、親族に子どもの名前を披露するお七夜です。
しかし、お七夜で大切な命名書を誰が書いたらいいのか、どんな紙に書いたらいいのか意外と知らない人は多いのではないでしょうか。
そこで、お七夜の命名書の書き方について解説します。
お七夜の命名書は両親が書くのが基本!筆は筆ペンでも大丈夫!
お七夜とは
お七夜は、赤ちゃんが産まれて7日目の夜に、親戚を集めて赤ちゃんの命名式やお披露目をする行事です。
昔は現代のように医療がまだ発達していなかったため、赤ちゃんが7日目を迎える前に亡くなってしまうことも珍しくありませんでした。
そこで、無事に7日目を迎えられたということで、親族を招いて盛大にお祝いをしたといわれています。
その際に、赤ちゃんに名前をつけたことから、今ではお七夜の日に命名書を書くという風習が残っています。
誰が書くのか
結論から言うと、誰が書くという決まりはありません。
昔は、父方の祖父が赤ちゃんの名前をつけていたこともあり、父方の祖父が命名書を書いていました。
しかし、今は両親が名前をつけることも多いので、命名書を両親が書いたりします。
字がきれいという理由で親戚に頼んだり、命名書を書く専門の業者に依頼したりとその家庭によって様々です。
ただし、一つ気を付けなければいけないのは、親だけで決めないということです。
親戚の中には、父方の祖父が書くものと思っている人もいるため、勝手に命名書を書いてしまうとトラブルのもとになる場合があります。
必ず親戚とも相談して誰が命名書を書くのか決めるようにしましょう。
筆ペンでもOK
正式なのは筆ですが、最近では筆ペンで命名書を書く人も多くなってきています。
もし、筆ペンで書くなら極太のものを選ぶといいでしょう。
また、赤ちゃんの名前の部分は太い筆、生まれた日や両親の名前は細い筆と使いわけて書くとバランスよく書けます。
字を書くのが苦手という方は、専門の業者に依頼することもできるので申し込んでみるといいでしょう。
お七夜の命名書は注文できる!赤ちゃんの名前を印刷してもらえる!
一般的には、命名書は自分たちで、手書きで書くことが多いですが、字が上手く書けないという人は命名書を注文することも可能です。
プロに手書きで書いてもらうものもあれば、名前を印刷してくれるところもあります。
料金は1000~3000円前後くらいなので、ぜひ命名書を書く人が決まらず困っているという人は利用するといいでしょう。
まとめ
お七夜は赤ちゃんの名前を披露する大切な行事です。
しかし、命名書を誰が書くのか、親戚によって考え方が違う人もいます。
親だけで勝手に決めてしまうとトラブルのもとです。
必ず両親だけでなく親戚にも相談して決めるようにしましょう。