トイレのドアを開けた時に、何か嫌なニオイがすると感じたことがある人もいると思います。
もしかしたらそれは、排水溝が原因の可能性があります。
毎日使うトイレ、特に来客があった際にトイレが変なニオイをしていたら恥ずかしいですよね。
トイレのニオイの原因と解消する方法についてお伝えできればと思います。
排水溝の臭い!トイレの蓋をしてもする!火を消したマッチを流して!
毎日ちゃんとトイレ掃除をしているのに、なぜ嫌なニオイがするのでしょうか。
そのニオイは、トイレの便器などからしているのではなく、トイレの排水溝から湧き上がってきているのです。
なぜ排水溝からニオイが発生するのかをお伝えする前に、トイレの排水溝の構造についてお話しします。
まずトイレの便器には常に水が溜まっている状態になっているかと思いますが、これは汚物が便器に付着するのを防ぐためと、排水溝のニオイが上がってこないようにするためにあります。
そしてその先に排水溝があり、排水トラップと呼ばれるところにも水が常に溜まるようになっています。
しかし、夏場になるとこの排水トラップの水が蒸発して少なくなってしまい、ニオイが発生する場合もあります。
他にも、水に溶けないものを流して排水溝が詰まった時に、水を一気に流して水たまりがなくなってニオイが発生する場合もあります。
このニオイを解消するためにオススメしたいのが、マッチ棒を使用する方法です。
便器のそばでマッチに火をつけ、火が木の軸を燃やし始めた後に火を消してトイレに流すだけで、排水溝のニオイを消す効果があります。
排水溝のニオイには硫化水素が含まれているのですが、マッチの成分と化学反応を起こしてこの硫化水素を別の成分に変えてくれるのです。
注意してほしいこととしては、子供にさせないことと、火災報知器が備え付けられているところではしないようにすることです。
排水溝の臭いを解消したいなら!十分な換気とこまめな掃除をしよう!
ニオイの消し方についてお伝えしましたが、そもそもニオイを発生させないためにはどうすれば良いのか、と思う方もいるかと思います。
せっかくトイレの嫌なニオイが消えたので、またニオイがする、なんてことにはなりたくないですよね。
では、排水溝のニオイが発生しないようにできることを紹介します。
・トイレ内の換気をこまめに行う
トイレに窓がある場合は、30分〜1時間だけでも窓を開けておくことでトイレ内の空気を入れ替えることができ、ニオイがトイレ内にたまらないようにすることができます。
もしトイレに窓がないということであれば、トイレのドアを開けっ放しにしておくことでも十分効果があります。
トイレのドアを開けておくのはちょっと…って思う方もいるかもしれませんが、トイレ内に空気を溜めてニオイを発生させるくらいなら、1日のほんの30分〜1時間開けておくことなんて簡単ですよね。
・こまめに掃除を行う
便器内はもちろん、床と便器の間の隅の部分などをこまめに掃除を行うことで、ニオイの発生を予防することができます。
特に掃除をする際に、重曹やクエン酸、お酢などを使用するとより効果的です。
これらは、便器の汚れを落とすだけではなく、排水溝の汚れやニオイにも効果があるからです。
ニオイをそもそも発生させないように、このような方法で予防していきましょう。
まとめ
マッチでトイレの嫌なニオイが消えるの?と半信半疑な人もいるかと思いますが、ぜひ騙されたと思って試してみてください。
また、日頃の換気や掃除も嫌なニオイの発生を予防するためにも大切です。
めんどくさいって思うこともあるかと思いますが、トイレを清潔に保っておくことは心の安定にもつながるかと思います。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。