アロエはアフリカ大陸などが原産の多肉植物で500以上の種類、大きさも手のひらサイズの小さなものから10mくらいのまであります。
高温・乾燥そして強い日差しを好み、霜が降りる場所や凍る場所でなければ、0~3℃の気温でも大丈夫です。
茎に水をためられる多肉植物ですので、底に穴の開いていない容器でも育てることができます。
室内でアロエの育て方とは?栽培しやすいおすすめの土をご紹介!
室内でアロエを育てるときは、できるだけ日当たりが良いスペースを確保してください。
そして水はけのよい鉢や砂を用意します。
アロエは一般的に苗から育てますが、種からでも育てることができます。
苗から育てるなら、茎が硬くて太いもの、全体的にがっしりしたものを選びましょう。
葉の部分は、太くて短く肉厚で傷のないもの、そしてトゲがしっかりとしているものが良いです。
鉢はアロエよりひとまわり大きいサイズを選んでください。
種から育てる場合、春から秋にかけて成長するので種をまくのは成長前の4月初め~5月終わりごろまでに済ませます。
育てるのに適正な温度は20℃前後で、気温が上がると発芽します。
とにかく日当たりの良いところを選んで育てるようにしましょう。
アロエに適した土は、水はけがよく保水力があり有機質を含んだものを選んでください。
自作で配合する割合は
赤玉土3、砂4、腐葉土2、鹿沼土1
赤玉土6、砂1、腐葉土3
など、いろいろあるようですが、市販のもので多様植物用またはサボテン用の培養土で大丈夫です。
根が成長するスペースがなくなると根の先端部分が腐ってしまうので、2~3年に1回植え替えをすると良いです。
植え替えの時期は成長期間の5~9月で、1週間以上土を乾燥させてから行います。
植え替え後は雑菌の繁殖を防ぐため4~5日経ってから水を与えます。
アロエの育て方のコツとは?食用にもできるアロエベラとは?
アロエは肥料がいらないといわれていますが、与えなさすぎると逆に弱らせてしまいます。
生育期にほんの少し与えるくらいがちょうど良いでしょう。
アロエが育たなくなる原因の大半が過度の水やりによる根腐れです。
特に冬は休眠期間ですので、水を与えない方が冬眠状態になって寒さを乗り越えることができるのです。
春になり新芽が活動する頃になったら徐々に水やりをするようにします。
土が湿るくらいの水を与える程度にしましょう。
食用として知られているアロエベラは寒さに弱い品種です。
酸性の土にも弱いですので、石灰を使って調節してあげます。
アロエの用土も市販されていますよ。
自作する場合は、腐葉土が2~3に対して赤玉土7~8で配合してください。
子苗か挿し木苗から育てます。
5~25℃が育成適温です。
アロエベラはとても強いので、害虫や病気の心配はありません。
まとめ
アロエの育て方と土について紹介しました。
医者いらずといわれ、薬や健康食品・化粧品にも使われているアロエですが、花もきれいですよ。
多肉植物は水をほとんど必要としないものが多いです。
温かいところが好きなこと、水はあまり欲しがらないことに気を付けてあげれば、強く成長し花を見せてくれるかもしれませんね。