せっかく洗ったシーツがしわくちゃに…。
そんな経験はありませんか?
でも、あんな大きなものにアイロンをかけるのはなかなか大変ですよね。
そこでここでは、アイロンを使わずにシーツのしわを伸ばす方法をご紹介したいと思います。
シーツのしわの伸ばし方…おすすめの方法3つ
シーツ自体の重さでしわ伸ばし
まずは、シーツを洗濯機で普通に洗います。
洗剤を使い、柔軟剤は入れても入れなくても構いません。
柔軟剤を入れた方が繊維の摩擦が少なくなるので、しわが付きにくくなるようです。
ポイントはこの後の脱水です。脱水時間を短くした方が、繊維が押しつぶされずに済むので、30秒~1分くらいで取り出します。
ここではまだシーツはびしょびしょに近い状態だと思います。
その濡れた状態のシーツを手で軽くパンパンと叩いてから、物干しにかけて干します。
こうすることで、シーツ自体の重さで勝手にしわが伸びていきます。
この時、シーツを逆三角形の形で干すと通常より早く乾くそうです。
時間は多少かかりますが、アイロンを使わなくても十分しわが取れます。
乾燥機から生乾きの状態で取り出す
家庭用の乾燥機でシーツを乾かすと、しわくちゃになってしまうことも。
そんな時は、10分くらい乾燥機を回して生乾きの状態でストップします。
それからすぐに、軽く畳んで手でパンパンと叩きます。
そして、上のやり方と同じように干せば、シーツはそれ自体の重さで勝手にしわを伸ばしながら乾きます。
脱水を短時間しただけの上の状態のシーツに比べれば、乾燥機を使ったので多少乾くのは早いでしょう。
乾燥機から取り出してすぐに干すのがポイントです。長く置くとしわの原因になってしまいます。
洗濯のりを使う
シーツのしわを取るだけでなく、少しパリッとさせたい時は洗濯のりを使うと良いでしょう。
この時、ドラム式の洗濯機では使えないこともあるので、ご家庭の洗濯機の取扱説明書を確認してください。
また、乾燥機も故障の原因となるので、洗濯のりを使ったシーツはそのまま干しましょう。
洗濯のりの使用方法は、商品のパッケージなどに詳しく載っています。
ただし、アレルギーの原因となってしまう場合もあるようなので、使用する際は少し注意しましょう。
やっぱりシーツのしわはアイロンで伸ばしたい!そんなときは?
上の3つの方法でシーツを干しても、やっぱりしわが気になる、という方もいらっしゃるでしょう。
また、ダニや生乾き臭は60度以上の高温で無くなると言われています。
乾燥機を使わない場合、ダニや生乾き臭対策にはアイロンがけが有効です。
シーツは大きいので当然アイロン台にはのりません。
まずはシーツを半分か三つ折りに折ってからアイロンがけをしましょう。
しわ伸ばしのポイントは、生乾きの状態で行うことです。
干した後で乾いてしまっている場合は、霧吹きで水をかけたり、スチームをあてたりしてアイロンがけしましょう。
この時、一定の方向に直線に動かすことで上手にしわが伸びます。
まとめ
シーツのしわをアイロンなしでも伸ばす方法をご紹介しました。
せっかく洗ったシーツですから、しわのない状態で使いたいですよね。
布団やベッドにシーツを敷く時に、ピンと張るように手で生地を伸ばしながら敷くだけでもだいぶ違います。
まずは簡単な方法から試してみてはいかがでしょうか。