万年筆のインクを混ぜるポイントは?素人でもできる調合のコツとは?

万年筆、大人の嗜みの一つでしょう。

1本持っているだけでも、自慢のものではないでしょうか。

万年筆のインクは、様々な種類がありますよね。

同じ黒でも、メーカーによって色の濃さが違ったりするので、集めている方も多いと思います。

そんな大人のロマンを感じる万年筆、自分の好きな色を作ってみたいと思ったことはありませんか。

基本的には、色によって濃度が違うので混色はNGとされています。

ですが、混色可能なように濃度を揃えているメーカーのものなら、オリジナルの色を作ることが可能です。

では、どんな色が作りたいでしょうか。

夏らしいターコイズブルー、それとも爽やかなエメラルドグリーンかな…。

作りたい色のイメージを膨らませてみてください。

スポンサードリンク

万年筆インクの調合は瓶から小分けにして少しずつ行うこと!

作りたい色がイメージ出来たところで、インク作りに必要な道具を紹介します。

・スポイト、パレット、ガラスの棒

・ガラス瓶(10mlくらいのもの)

・デジタル計量器

基本的にはこんなところでしょう。

あとは、パレットの上でスポイトを使い混色していきます。

1滴ずつ量を調整しながら混ぜ、作りたい色を目指します。

ここでめんどくさがってしまうと、綺麗な色になりませんし、二度と同じ色が作れません。

どの色を何滴使ったかをメモしながら、混色していくのがいいでしょう。

ガラス瓶の大きさを揃えれば、作ったインクを並べて置いておくだけでもオシャレですよね。

インクコレクターの中には、流行りのガラス瓶まであるようですよ。

万年筆インクを薄めるなら精製水でないと狙った色にならない!

インクをもう少し薄い色にしたいということもあると思います。

そんな時にオススメなのが、精製水です。

どうして、水道水だとダメなのでしょうか。

水道水でもダメではありませんが、水道水に含まれる塩素がインクの色に影響を及ぼす可能性があります。

それを嫌い、精製水を使う方が多いのです。

インクの希釈は、濃い色のインクをパステルカラーにすることが出来ます。

混色よりも手軽に楽しめるインクの作り方です。

初心者の方は、まずここから始めてみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

万年筆のオリジナルインクなんて、かっこいいですよね。

インクを混ぜ合わせるだけで、何通りもの色が作り出せます。

それこそ、世界に一つだけの色でしょう。

普通のボールペンよりも、なんだかロマンチックですよね。

市販の色だけを使う万年筆なんてもったいない。

ぜひ、ご自身でお気に入りの色を作り出してみてください。

スポンサードリンク
タイトルとURLをコピーしました