長年愛用している包丁、使ったときに刃を見てみてください。
サビが浮いてきてはいませんか?
そのままにしておくとまたサビが増えてきて、刃こぼれしたり切れ味が悪くなったりして大変なことになりますよ…!
錆びにくいと言われているステンレス製の包丁も、使い方によっては簡単に錆びてしまいます。
今回はサビがついてしまった包丁のお手入れ方法と、今後のサビ防止策についてお伝えしていこうと思います。
錆びてしまった包丁、お手入れのメリットとは?
包丁のサビを落とすことによるメリットは3つあります。
・切れ味がよくなる!
切れ味が悪い包丁を毎日使っていたらストレスもたまります。
料理するたびに不愉快になるのはご勘弁…!
スパっと切れる包丁でサクサク料理したいですよね!
・衛生面的にもとってもよい!
サビがついている包丁で切った食品…、もしサビが混入してもイヤですよね。
見た目も汚いですし、是非きれいにして清潔を保ちましょう!
・長く使えて経済的!
サビついたら買い替え、なんて不経済です。
気に入って買った包丁ならなおさらですね!
お気に入りのなじみがある包丁を長く使えるように、サビ落とししましょう!
包丁のサビは「研ぐ」!まずは試してみて!
包丁のサビは、金属部分が水分と酸素で酸化することで出来てしまいます。
濡れたまま放置していたり、湿度が高い場所で保管していたりすると錆びてしまうこともあります。
錆びにくいと言われているステンレスのような材質でも、いつかはお手入れが必要になる日がきます。
サビは避けられないものとして、付き合っていくしかありません。
まずサビがついてしまった包丁に試してほしいのが「研ぎ」です。
砥石であったり研ぎ器であったり、キッチンに常備しておくと日々のお手入れが大変楽になります。
砥石というとハードルは高いのですが、卓上の研ぎ器は包丁を挟み込んで前後に動かすだけで簡単に研ぐことができます。
いまは100均でも売っている時代ですので、ぜひご家庭にひとつ置いておくことをおすすめします。
サビを落とすことはもちろん、切れ味が良くなってストレスフリーになります。
歯磨き粉でもサビが落とせる!?家庭にあるアイテムでサビ落とし!
ご家庭にあるもので簡単にできるサビ落としのアイテム5選、ご紹介します。
・歯磨き粉
家に必ずある歯磨き粉でも、包丁のサビが落とせます。
歯磨き粉を包丁につけ、スポンジやまるめたラップでこするだけで、軽めのサビは簡単に落とすことが出来ます。
銀食器を歯磨き粉で磨くのと同じような感じですね!
中に入っている研磨剤が錆を落としてきれいにしてくれます。
・重曹
掃除の定番、重曹でもサビ落としは出来ます。
包丁に重曹をふりかけて、歯磨き粉と同じようにまるめたラップなどで磨いていきます。
重曹だけで落ちない場合は、クエン酸も併せて使用するととってもきれいに落とすことが出来ますよ。
・アルミホイル
アルミホイル!?と思うかもしれませんが最も簡単でお手軽かもしれません。
軽く濡らした包丁を、まるめたアルミホイルでごしごしするだけです。
・メラミンスポンジ
水をつけてこするだけで汚れが落ちる、お掃除の定番アイテムですよね!
こちらも軽く濡らした包丁をこするだけという、簡単にサビ落としができるアイテムです。
余ったらお掃除にももちろん使えますし、湯飲みやマグカップの茶渋も落とせます。
・お酢
こちらもキッチンに必ずあるアイテムですので、おすすめです。
包丁が浸かる容器にお酢を入れ、5分ほど放置します。
しっかりと水で洗い流すだけでサビを落とすことが出来ます。
食品を扱う包丁ですので、歯磨き粉とかつけるのはちょっと…と抵抗のある方でもお酢でサビ落としができるのであればやりやすいかも?
水で洗い流すときにまるめたアルミホイルやラップでこすれば、更なる効果も期待できそうです。
その他のサビ防止策!
上記で軽く触れましたが、包丁がさびてしまうのは
- 洗った後濡れたまま放置する
- 食品を切った後そのまま放置する
- 湿度の高い場所で保管する
- 洗った後、すぐにシンク下にしまう
といった、水分と結合して酸化しやすい環境です。
- 食品を切ったらすぐにきれいに洗い流す
- 洗ったらすぐに水分を拭き取り、自然乾燥させる
- 湿度の高い場所に保管しない(風通しが良い場所に保管する)
というのが包丁のお手入れの基本になります。
木製の持ち手の場合だとカビやすくもなりますので、湿気を防ぐということは特に大事になってくると思います。
また、これ以外でちょっと手を加えるサビ防止策は、
- 使い終わってきれいに乾燥させたら、植物性の油を塗る
- 新聞紙にくるんで保管する(湿気を吸い取ってくれます)
といったものがあります。
植物性の油はオリーブ油やサラダ油で、洗って乾かしたきれいな状態の包丁に薄く塗っておくだけでもサビ防止になります。
すこし手間がかかりますので、もしサビてしまったら軽いうちにサビとりをする、と気軽にいたほうが、毎日のお料理も苦にならなくていいかもしれません。
まとめ
今回はご家庭で簡単にできる、包丁のサビ落としをご紹介してきました。
我が家では卓上の研ぎ器とメラミンスポンジの二種類のサビ対策をしています。
大体研ぎ器で解決しますが、包丁の刃以外の場所は研ぎ器ではできないので、メラミンスポンジでこするようにしています。
錆びた後のケアも大事ですが、普段から錆びにくくなるようなお手入れをしておくのが楽かもしれませんね。
お伝えしたサビの原因や取り方、防止策が少しでも役に立って、毎日使う大事な包丁が長く使えますように!