睡眠と学習の関係性とは!?最も記憶が定着しやすい時間って!?

覚えたい!覚えようと思っている!でもなかなか覚えられないの!!

学生の試験勉強から、社会人の資格の勉強、業務のための知識等々。

必ずついて回る問題ですよね。

そして、誰もがぶつかる壁が「覚えられない!」問題ではないでしょうか。

大事な試験だからこそ、徹夜で勉強してしまう。

計画がずれ込んで、一夜漬けで勉強してしまった。そんな経験はないでしょうか。

実はこれ、効率が悪い勉強法なんですって。

「一夜漬けの知識は定着させるのは難しい」そうですよ。

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記憶が定着するのに必要な睡眠時間の目安は8時間!

アメリカ・ペンシルバニア大学とワシントン大学で行われた研究によって、8時間程度がもっとも効率的な睡眠時間だということが判明しました。

脳は睡眠中でも活発に働いています。

記憶にかかわる器官を海馬といいます。

聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

海馬は睡眠中に複雑な情報処理を行っている部分でもあるそうです。

つまり「寝る」のは体と脳を休めるだけではありません。

記憶を整理して、まとめる役割にもなっているため、徹夜で一夜漬けしても覚えるためには非効率的なんです。

日本人の平均睡眠時間は6.7時間といわれています。

この数字だけを見ても日本人の睡眠時間は足りていませんね。

効率よく記憶をしていくためにも、ぜひ十分な睡眠時間を確保した勉強計画を立てましょう!

寝つきが悪くて眠れないというあなたは、「脳への情報伝達を断ち、1日の間に得た情報を確認し整理させる時間をあたえること」がポイントです。

静かな部屋でゆっくりと目を閉じるだけで効果的とのことですので、ぜひ試してみてくださいね。

寝すぎは脳に負担!?食後の睡眠の時間は4時間以上後にすべき!

しっかりと睡眠時間を確保することをおすすめしましたが、逆に寝すぎるのも脳には良くないそうです。

体重増加の可能性や、糖尿病、うつ病のリスク増加など、色々な研究がされています。

怖いですね~。

寝すぎることで発生するリスクはいろいろとあるということがわかります。

今回は記憶についてですが、寝る時間を確保するために夕飯を食べてすぐに寝るというのはどうでしょうか?

実はこれ、良くない睡眠です。

食べたものを消化するために、血液は消化器官へと集中してしまいます。

結果、睡眠中に情報を整理してくれるはずの脳へと血液が十分に送られないのです。

食後に睡眠をとってしまうと休まらないどころか、働きが悪くなってしまいます。

食後は4時間空けてから睡眠をとるようにしましょう。

質の良い眠りのためにはゴールデンタイムと呼ばれる22時から3時までの5時間を含めて8時間の睡眠時間を確保するのが理想的ですよ。

まとめ

効率よく記憶をするためにも、睡眠をしっかりととることが大切です。

寝ている間に、海馬に頑張ってもらって、記憶を整理してもらいましょう。

かといって、寝すぎも良くありません。

22時から3時までのゴールデンタイムを含めた規則正しい睡眠時間をとって、つらい試験勉強を乗り切っていきましょう!

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