着物を着るのは大事な用事の時が多いですが、その大切な時間を美しく飾る手助けが着付け師の仕事です。
そもそも着付け師に資格は必要ないのですが、着物は立ったままで着付けをするため、素早く綺麗に着装することが必須です。
また、大切な時間を着崩れの不安なく過ごせるようにしっかりした着付けが必要です。
着物を着付ける講座や学校はたくさんあります。
そういった着付け教室に通うことで自分でも綺麗に着付けることができますし、それが上手になれば資格を取って仕事として活躍することも可能です。
着付け師の資格を取るには種類がたくさんあります。
国家資格の「着付け技能検定」から大手の着付け教室でもとれる資格まで様々です。
費用としては大手の教室で大体10万円から15万円ほどかかるとされています。
費用をかけても資格が取れれば手に職を持ったことになります。
では、どんな仕事ができるのかを見ていきましょう。
気付けの資格を美容師は持っているべき!あれば重宝される技術!
着付け師の資格を取ったら講師として活躍する道もあります。
自宅で教室を開くこともできますが、自宅で教室を開くには色々なバリエーションの着物を揃えておかなければならない、ある程度のスペースが必要、などまとまった資金が必要にはなります。
では、他にはどんな仕事に資格を活かすことができるでしょうか。
ここで、着物を着るのはどんな時なのかを考えてみましょう。
年齢が小さいところから考えると、まずは七五三、成人式、卒業式、結婚式、お葬式、着物で参加する行事などです。
そんな時、着付けについてまずはどこに相談するかというと、レンタルの着物であればレンタル先の会社から手配してもらうこともありますが、自分の着物だと美容室、という人は多いでしょう。
ヘアメイクをしてもらうついでに着付けもしてもらえばこんな便利なことはありません。
つまり、着付け師の資格を持っていてとても得するのは美容師さんといえます。
成人式の場合は深夜から美容室に行き、ヘアメイクをしてもらってそのまま着付けに入り成人式会場に向かうのが一般的です。
成人式や七五三など行事の時の美容師さんは大忙しですが、着付けができるならば、まさにかき入れ時と言えます。
美容師さんならぜひとも着付け師の資格を取ってほしいものです。
花嫁衣裳の着付けは資格があると便利!専門技術の習得が必要!
花嫁衣裳の着付けは大変です。
白無垢から色打掛、振袖、十二単・・・普段の着物とは必要な技術が断然違います。
しかも花嫁さんは短い時間でお色直しをしなくてはならないし、お客様たちの注目の的で精神的な疲労も半端なものではない状態です。
花嫁さんの疲労を増やさないように気遣いながら素早く着付けをする技術はとても自己流では追いつくことが難しいものです。
花嫁衣裳の着付けを仕事としてする方は、資格を取って専門技術を磨くことをお勧めします。
まとめ
着物を着る時は美しく仕上げたいものです。
綺麗にしかも短時間で快適に着付けをしてくれる着付け師さんは重宝されます。
専門技術を身に着けて活躍できると素敵です。