枝豆の育て方ってどうしたらいいの?初心者でも栽培できる?

枝豆は大豆の未熟豆で、豆と野菜の両方の栄養をもつ緑黄色野菜です。

良質なたんぱく質に富み、ビタミン類、食物繊維、カルシウム、鉄分など多くの栄養素を含んでいて、ビタミンCも含んでいるのが特徴です!

これらの栄養素を含んでいることで、夏バテ防止や疲労回復、むくみの解消にも効果があります。

また、枝豆はビールのおつまみとしてよく食べられていますが、肝機能の働きを助け、飲みすぎや二日酔いの防止までしてくれます!

すごいですよね!

枝豆は買ってゆでて食べてもおいしいのですが、自分で栽培して食べる枝豆はもっともっとおいしく感じると思いませんか?

枝豆は初心者でも栽培できる野菜なんです!

今回は枝そんな豆の育て方についてご紹介していきます!

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初心者でも失敗しない枝豆の育て方とは?室内でも栽培できる!

枝豆の生育条件

まずは枝豆の生育条件からご紹介します。

日のあたるところを好み、有機物を多く含んだ保水力のある土で育てると良いです。

根は浅く張る性質があり、乾燥にとても弱い特徴をもちます。

枝豆は日あたりの良い場所と肥料と水やりの基本的な栽培環境に注意することで失敗せずに栽培することができます。

栽培時期は地域や品種によって差はありますが、だいたい4月下旬~5月に種まき、収穫は6月下旬~8月頃です。

全くの初心者の方の場合は栽培期間が75日~80日の極早種早生種の品種で育てると失敗しにくいと言われています。

畑の準備は2週間前に苦土石灰を約100g~150g入れてよく耕します。

そして1週間前に堆肥を約1kg入れて化成肥料を約50g入れてまたよく耕します。

その後、畝を作り、苗と苗の間隔は15~20㎝あけます。

畝の高さは約10㎝、長さは1条の場合約40㎝、2条の場合60㎝程度とされていますが自宅の畑の大きさを見て植えて下さい。

ここでポイント!

同じ畑での連作はNGです!

最低でも2~3年はあけないとおいしい枝豆ができません!注意しましょう。

種まき~定植の育苗の管理は、直まき、ポットまきのどちらも直径4~5㎝、深さ2㎝程度の穴(種の3倍が良いとされています)に3~4粒まいて元の面と同じになるよう覆土します。

そして子葉が開き始めたころに間引いて2本立ちにします。

種まきをする場合の注意点は、カラスやハトから種を守ることで、本葉が出るまではネットや不織物で対策をします。

また、これらを避ける方法として、ポットで育てるのも手段の一つです。

ポットまきでは初生葉が咲いたら(種まき後10~15日程度)定植します。

重要な失敗しない水やりのポイント

発育順でポイントを書いていきます。

① 種をまく時は湿らせた土にまき、土をかぶせたら水はやりすぎないようにします。

発芽前に乾燥させないようにと水をやりすぎると種が腐ってしまいます

②発芽~生育初期では水を切らさない!でもやりすぎにも注意!

プランターは表面が乾いていても奥に水が溜まっていることもあります。

重さや土を触ってみて確認してから水をあげましょう。

③開花時は特に乾燥に注意です!

この時期に土が乾燥してしまうとさやつきや中身が空っぽのさやができてしまいます。

④さやがふくらみ始めた時に晴天が続くようでしたらいつもより多めの水をあげましょう。

だいたい1日の中で朝と夕に水やりをするといいとされていますが、天候をみて対応してください。

また、枝豆は室内での栽培も可能で、鉢やプランターで栽培します。

これらであれば天候にも左右されず栽培でき、土が乾燥していないか確認もこまめにしやすいので規則的に水やりができます。

標準~少し大きめのプランター(25㎝程度)に野菜用の培養土、培養土:鉢底石は9:1にして栽培します。

そして大きくなった時に枝を固定するための支柱を準備しましょう。

(支柱は畑で栽培する際にも必須になります!)

また、種から育てる栽培キットというものがあり、入れ物や土など一式セットになって売っているので手軽に簡単に育てることができます。

キットで種まき~収穫の一連の流れを把握できたらプランターや直まきに挑戦するのもいいと思います!

苗から始めるのがおすすめ!おいしい枝豆の育て方のコツをご紹介!

上記でも書きましたが、枝豆は水やりがとても重要になります。

そのため、種まき~発芽までの水やりで失敗する人がいるので苗から始める方がお手軽です。

苗から育てる時は、小さな苗を植える方が失敗しないです。

植える時期は発芽して本葉が出始めたくらいがよく、大きくなるほどに定植しづらくなります。

定植する際にはなるべく根を動かさないようにして植え傷みさせないようにします。

おいしい枝豆の育て方のコツは、何度も書いていますが適度な水やりと適量の肥料、そしてここまで出てきませんでしたが、しっかりとした害虫対策です!

開花~さやがつきだすまでの期間の水分補給ができていないと豆が太らず、おいしい枝豆ができないです。

おいしい枝豆を作りたいがために肥料をやりすぎてしまうと逆にさやのつきが悪くなってしまいます。

初心者の方がやりがちなので注意しましょう。

そして枝豆が大きく成長するにつれて重要になるのはカメムシやアブラムシなどの害虫対策です。

害虫の発生を少なくするためには有機肥料(堆肥)を多くしないこと、早期発見と早期駆除です!

防虫ネットや防虫スプレーでしっかり対策しましょう!

虫が苦手な人はプランターにして室内で栽培するのがいいと思います。

枝や葉に大量のカメムシがついているのを見るとトラウマものです。

また、摘心してわき芽を伸ばすことで多く収穫できます♪

豆知識ですが、おいしい枝豆の見分け方として、小さくてもくびれがしっかりあるもの、種類にもよりますが鮮やかな緑色のもの、ふさふさとした産毛のあるものがおいしいとされています。!

収穫する際には枝から切り離すと急激に鮮度が低下するため、株ごと引き抜いてゆでる直前にさやを外すと良いです。

収穫時期は短く、株のすべてのさやが大きくなってから収穫すると遅いため、全体の8割程度が大きくなったら収穫してください!

これらのことに注意しておいしい枝豆をたくさん栽培してください♪

まとめ

枝豆の育て方はとてもシンプルで、家庭菜園初心者におすすめされるほどです!

日あたり、適度な肥料・水分、防虫さえ気をつければ必ず成功します!

だんだんと大きくなる枝豆に愛着もわいてくるはずです♪

しっかり愛情を注いであげておいしい枝豆を作ってみてください!

それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました!

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