高齢化社会と言われている現代。
家の周りにも老人ホームが多くなってきています。
介護業界が有望と言われています。
なので、老人ホームの経営者なんてどうだろう?と思っている方もいるのではないでしょうか。
経営者としての年収は平均で600~700万円。
普通のサラリーマンの年収よりは多くなることが見込まれます。
介護業界は本当に有望なのでしょうか。
ここ10年で日本の人口は減少していますが、75歳以上の高齢者の人口は増えています。
高齢者が増えている=介護施設の必要数が増えるということになります。
ハイテク化が進む中で、唯一人間の手ではできない仕事が介護だと思います。
だからこそ、これからの時代も介護需要はどんどん増えていくことが見込まれます。
病院が経営する老人ホームの実態は?民間企業と何が違うのか?
病院経営と民間経営の老人ホームがあるのはご存知ですか?
病院が経営している老人ホームは「医療法人」になります。
病院経営ならではのメリットは
①提携病院がある
②入院時の優先度が高い
③医師の往診をしてもらえる
この3つになると思います。
民間経営よりも、病院経営の方が施設の利用者に何かあった時に対処がスムーズにいくかと思います。
だからといって、民間経営がダメなわけではありません。
何かあった時は、救急車も呼びますし、看護師も駐在しています。
老人ホームを経営して儲かる事業所の特徴は?年収にも大きく影響!
老人ホームの経営はそう簡単なものではありません。
現に新しい施設が増えていると同時に、倒産していく施設もあとを絶ちません。
どうしたら、倒産という事態を免れるでしょうか。
老人ホームの経営には効率的な運営が不可欠です。
人件費を下げたいからといって、安い賃金で人を雇うのはお勧めしません。
給料は人のやる気をも左右する大きなものです。
その地域の相場に合わせて賃金を設定し、良い人材を育てる事が大切です。
有料老人ホームの一番の収入源は入居一時金や月額利用料です。
高く設定しすぎると、入居希望者がなかなか集まりません。
やはりこちらもその地域の相場に合わせて設定するのが良さそうですね。
結局は介護もサービス業になるので、評判が大事になってきます。
評判が悪いといつまでも空床が解消できません。
空床がある=収益が減るということに直結します。
常に満床であれば、安定的な年収を手にすることができるでしょう。
まとめ
老人ホームの経営は一筋縄ではいかなそうですね。
ですが、需要が高まっている今だからこそ挑戦がしやすいのではないでしょうか。
これから益々高齢化が進んでいくことが見込まれます。
需要が高まるいま、介護職に対するマイナスイメージを取り除くべく、いい施設が増えていくことを願います。
老人ホーム経営をサポートするコンサルティング会社も多く存在します。
様々な人から話を聞き、知識を得た上で経営に挑戦することをオススメします。