旬の時期になると大量にもらったりして困ってしまうことがある野菜といえば、たけのこですよね。
煮物にしてよし、てんぷらや炊き込みご飯、酢の物和え物…とはいえそんなに食べられない。
長く保存できるのか、使い切らなきゃいけないのか。
野菜は環境を変えないことで長持ちします。
収穫前の状況をできるだけ変えず、温度を変えないこと、空気にさらさないこと、水につけないことで常温保存することができます。
新聞紙にくるむ、というのも良いです。
とはいっても、たけのこは時間が経過すると苦みやエグみ・臭みが強くなってしまうので、24時間以内には下ごしらえをするようにしましょう。
たけのこはまずあく抜きして保存!酢漬けで長期保存も可能!
たけのこのアクを抜くには、皮付きのまま縦に包丁で切れ目を入れて茹でます。
たっぷりの水に米糠か米、もしくはミョウバンを入れて一緒に茹でると良いです。
茹で上がったら茹で水につけたまま自然に冷ましてから皮をむきます。
皮をむいたら適当な大きさに切り、保存瓶に入れてたけのこが浸かるくらいの量の酢を入れます。
お酢には殺菌作用があり、冷暗常温で1年くらい保存できますよ。
お酢って万能ですね。
使うときは一晩以上水につけて酢抜きをしてから調理しましょう。
ただし、透き通っているはずの液体が濁っていたら腐っているので食べられません。
腐るとすごく強い臭いを放つので、毎日チェックするなど保存期間中も注意が必要です。
意外と知らないたけのこの長期保存方法!砂糖漬けのやり方とは?
たけのこは、冷蔵庫だと1週間~10日ほど保存できます。
しかし、冷蔵庫の中での保管は場所を取られて邪魔になってしまいます。
瓶詰で熱処理をして保管すれば1年ほど保存できますが、失敗して腐らせることもあります。
また、冷凍保存には向かない食材と言われており、失敗すると水分が抜けて不味くて食べられなくなってしまいます。
そこで、意外に知られていない砂糖漬けを紹介します。
砂糖には、塩同様に防腐作用があります。
アク抜きまでの下ごしらえは瓶詰めと同じで、そのあと砂糖をまぶして密閉できる袋に入れて冷凍保存します。
砂糖の粒子が水分を閉じ込めてくれるので、たけのこから水分が抜けるのを防いでくれます。
1年くらい保存できますが、たけのこの食感が損なわれないのでオススメです。
料理に使うときは凍ったまま、味付けの砂糖を控えめにして調理してくださいね。
まとめ
たけのこの保存方法として、酢漬けと砂糖漬けでの冷凍法を紹介しました。
たけのこはカロリーが低く食物繊維が多いので、ダイエット食品としても優秀な食材です。
上手に保存して美味しく召し上がってください。