不登校といえば、小中高生を想像する人がほとんどでしょう。
しかし、実は不登校に悩む大学生も多いのです。
「小中高は順調に学校に通い、卒業できたのに…急にどうして?」と、戸惑う親御さんもいるでしょう。
不登校に年齢は関係ないのです。
今回は、大学生の不登校について調べてみました。
大学生の不登校も珍しくない!
不登校の原因とは?
圧倒的に多いのが…
「無気力」
「情緒不安」
だということが分かります。
実は、大学生の不登校の理由としても「無気力」は上位になります。
「理由は特にないけど行きたくない」という声が多いです。
大学は、小中高とは全く違います。
頑張って希望の大学に進学したけれど、
- 知り合いが一人もいなくて不安、
- 人が多く上手く溶け込めない
- 逆に誰にも気に止められないことで、自分が不必要な人間に感じてしまう
という意見もあります。
次のポイントで、不登校の原因と、対処法についても紹介します。
大学生の不登校の原因も様々!学校や部活以外の可能性もある!
「無気力」「情緒不安」、その他にも様々な理由で不登校になる学生がいます。
・大学に馴染めない。
・講義についていけない。
・そもそも行きたい大学ではなかったのでやる気が起きない。
・私生活のトラブルのせいで気力が湧かない。
大学に直接関係がない、バイト先や友人トラブル、家族間トラブルがメンタルに影響し、気力が削がれ、不登校になるという人もすくなくありません。
不登校から脱するためには?
これから先、今の状況を脱するには選択肢が限られてきます。
- 今の大学で頑張る。
- 別な大学や専門学校に入り直す。
- 働く。
この中で、不登校学生が一番多く決断しているのが、現在通っている大学を退学する、という選択です。
本当は大学に馴染めなかったり、不登校に陥る段階で、退学を望んでいる学生は多いでしょう。
しかし、進学を喜んでくれた家族や親戚、かかっている費用などを考え、板挟みに苦しんでいるのではないでしょうか。
一人では決断できなかったり、誰かのサポートを必要としている場合には、迷わず人に頼りましょう。
- 大学の生活相談部署やゼミなどの先生
- 外部のカウンセラーや、支援団体
など、学生の支援を行っているところは多いです。
何より大切なのは「一人で抱え込まない」ことです。
浪人して本当に行きたい大学に入り直すにしても、退学して別な職業につくにしても、遠回りや無駄ということはありません。
自分と向き合い、よりよい選択をしましょう。
まとめ
大学から不登校になってしまう学生は珍しくありません。
無気力、馴染めない、本当は行きたい大学ではなかった、バイトでメンタルをやられて行きたくない…など、原因は様々です。
しかし、学生として大学に籍を置いている以上、いつかは選択をしなければいけない時がきます。
どうしても決断できないようなら、学生の支援を行なっている部署や団体に相談してみるといいでしょう。